投資の経験がない未経験社、初心者に勧められることが多いのが「ネット証券」での「投信積立」。なぜこのこの組み合わせがおすすめされているのだろうか。
ネット証券のメリット 手数料が安くワンコインでも買える
ネット証券の特徴は、店舗のある金融機関と比べて売買コストが安いこと。投資信託を買うときにかかる手数料(買付手数料)が0円の投信(ノーロードファンド)も多い。
たとえばネット証券大手のSBI証券では2490本、楽天証券では2537本ものノーロードファンドを扱っている。
またネット証券は最低月100円から投信積立を始められる。ワンコインで積立できるなら、投資にまわせるお金が少ない人でも始めやすいだろう。
投信を積み立てで買うメリット
投資信託は投資のプロが個別銘柄を選んで運用してくれるので、個別株など選ぶのが難しくないといったメリットがある。加えて定期的に積み立て購入することで、購入価格がならされる。高い値段で買うことがあっても、安くなった時にも買うので、平均化されるのだ。
たとえば商品と積立金額を決めて、毎月積み立て購入を設定しておけば、いちいちログインして買う手間が省けるのもあありがたい。
さらに「つみたてNISA」の対象商品なら、運用で得た利益が最長20年間非課税になるという税制メリットもある。
少額で始め、実践しながら知識をつける
「専門知識がないので、誰かに良い商品を勧めてほしい」と考える人もいるだろう。しかし投資は自己責任でおこなうもの。勧められた商品でも、自分で良し悪しを見極めることが大切だ。
しかし、いきなり自分ですべて判断するのは難しい。また「知識を十分得てから投資を始めよう」では遅すぎる。最低限の知識を得たら売れている商品、手数料が高くない商品などからまず少額で投資し始めて、ネット証券のセミナー動画やサイトでさらに知識をつけ、投資額を増やすといいだろう。
文/編集・dメニューマネー編集部
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(2022年1月18日公開記事)