「ゆうちょ銀」ATMは無料ではなくなった サービスが大幅改悪

2022/03/19 20:30

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ゆうちょ銀行のサービスが1月17日に大幅改定され、一部のATMの利用料が無料から有料になったほか、硬貨で預け入れる場合も枚数によって手数料がかかるようになった。 時間帯によってゆうちょATMの手数料がかかる ゆうちょ銀行のATMは、以前はどこに置いてあるATMでも基本的に手数料がかからなかった。 しかし1月17日以降は

ゆうちょ銀行のサービスが1月17日に大幅改定され、一部のATMの利用料が無料から有料になったほか、硬貨で預け入れる場合も枚数によって手数料がかかるようになった。

時間帯によってゆうちょATMの手数料がかかる

ゆうちょ銀行のATMは、以前はどこに置いてあるATMでも基本的に手数料がかからなかった。

しかし1月17日以降は、駅やショッピングセンター、ファミリーマートなどに置かれたゆうちょATMでは、早朝・夜間と日曜日は一律110円の料金が必要となる(無料なのは平日8時45分~18時、土曜日は9時~14時)。ただ郵便局、ゆうちょ銀行に置かれたATMは無料のままだ。

コンビニの一部にあるイーネットATMは、無料(平日8:45~18:00、土曜9:00~14:00)が220円に、それ以外の時間は330円に値上げされる。ローソンでは手数料が110円増額される。

またゆうちょATMで、硬貨で預け入れや払い戻しをすると、手数料がかかるようになった。

硬貨預払料金といい、1〜25枚までが110円、26〜50枚までが220円、51枚〜100枚までが330円だ。

硬貨が必要な払い戻しでは、1枚以上で110円の料金がかかるのでこれも覚えておきたい。

硬貨の預け入れは51枚目から手数料 ほかのメガバンクは?

今回のサービス改定の大きな特徴は、窓口で硬貨の預け入れや振込をする際、51枚目からは手数料がかかることになることだ(1〜50枚は従来通り無料)。

51〜100枚は550円、101〜500枚は825円、501〜1,000枚は1,100円、1,001枚よりも多い場合は500枚ごとに550円が手数料として加算される。

一方、払い戻しなどで硬貨や紙幣の種類、枚数を指定すると、払い戻される合計枚数に応じた料金がかかり、枚数ごとにかかる料金は、前述の「硬貨預払料金」と同じく50枚までなら無料だ。

メガバンクではどうかというと、三井住友銀行は硬貨300枚まで無料、手数料がかかるのは301枚から(550円)。三菱UFJ銀行では100枚までが無料で、101〜500枚までが550円の手数料がかかる。

通常払い込みなどを現金ですると手数料がかかる

このほか、窓口やゆうちょATMにて、通常払込み、ペイジーサービス、電信振込みを現金にて行うと、取引1件ごとに110円の料金が加算される。

ただし、通帳やキャッシュカードを使って、口座から支払う場合、加算料金はかからない。

超低金利でお金を預けてもつく利子はごくわずか。手数料を払わなくて済むようにしっかりと工夫すべきだろう。

文/編集・dメニューマネー編集部 (2022年1月17日公開記事)

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