メガバンク3行の平均年収 最も高いのはどの銀行?

2022/03/20 12:00

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安定した業種・職種のイメージがいまだ根強いメガバンクは、安定志向の学生の就職先としても人気ですが、大手3行でもっとも社員の給与が高いのはどの銀行なのでしょうか。 三井住友が842万円でトップ メガバンク3行を抱える持ち株会社は、それぞれ有価証券報告書で社員の年間平均給与を公開しています。最新の内容では、三井住友フィナン

安定した業種・職種のイメージがいまだ根強いメガバンクは、安定志向の学生の就職先としても人気ですが、大手3行でもっとも社員の給与が高いのはどの銀行なのでしょうか。

三井住友が842万円でトップ

メガバンク3行を抱える持ち株会社は、それぞれ有価証券報告書で社員の年間平均給与を公開しています。最新の内容では、三井住友フィナンシャルグループ <8316> 傘下の三井住友銀行が842万円、三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> の三菱UFJ銀行が774万円、みずほフィナンシャルグループ <8411> のみずほ銀行が729万円という数字でした。

最上位の三井住友と最下位のみずほには100万円以上の差があり、同じメガバンクと言えど、実は大きな差があることが分かります。

なお、地方銀行も含めた全国の銀行79行の平均給与は約610万円。3行ともこの数字は大きく上回っており、メガバンクが高待遇というイメージはやはり間違いないようです。

さらに、平均給与はすべての職種を合計して算出している数字であることを踏まえると、総合職の社員に限れば1,000万円に迫る水準なのかもしれません。

持株会社社員は1,000万円以上が当たり前

メガバンク3行の持株会社の社員はどうでしょうか。当然、子会社の銀行よりも年収は高いようです。三井住友が1,142万円、三菱UFJが1,070万円、みずほが993万円です。

平均給与が1,000万円を超えている企業は、上場企業2459社のうち39社(2020年度)しか存在しないことを考えると、相当な高年収と言えます。

以前ほど人気がない印象もあるメガバンクやその関連企業ですが、こうしてみると、待遇面ではやはり魅力的であることが分かります。

文/編集・dメニューマネー編集部
画像・milatas / stock.adobe.com(画像はイメージです)

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