教育資金をつくる

学資保険はいつ加入するのが理想的?時期を逃した場合は?

2022/03/20 14:00

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学資保険は、子供の教育費や進学のための資金を貯める方法の一つです。加入のタイミングは出産後、就学前など人それぞれでしょうが、「理想的なタイミング」はあるのでしょうか。もしあるとしたら、いつなのでしょうか? 学資保険に加入できるのは何歳からいつまで? 親にも年齢制限? 学資保険に加入できるのは、子供が0歳のときから。保険

学資保険は、子供の教育費や進学のための資金を貯める方法の一つです。加入のタイミングは出産後、就学前など人それぞれでしょうが、「理想的なタイミング」はあるのでしょうか。もしあるとしたら、いつなのでしょうか?

学資保険に加入できるのは何歳からいつまで? 親にも年齢制限?

学資保険に加入できるのは、子供が0歳のときから。保険の種類によっては、出生前(妊娠中)から加入できるものもあります。そして、小学校入学前の6~7歳を加入の上限年齢としている保険が一般的です。

例えば、フコク生命の「みらいのつばさ」は出産予定日の140日前から加入でき、加入の上限年齢は7歳となっています。

学資保険の加入年齢は子供の年齢のみを考えがちですが、実は親(契約者)にも年齢制限があります。年齢を重ねると死亡リスクが高まるため、加入年齢の上限が定められているのです。

上限の年齢は契約者の性別や保険期間などでも異なるため、保険会社に確かめるのが確実です。

学資保険は早く加入すると保険料が安く返戻率も高いが……

学資保険の大半は、子供が高校や大学へ進学するタイミングで満期を迎えます。加入してから満期までの限られた期間に資金運用するのです。

この期間が長いほど保険料払い込み期間が長くなるため、毎月の保険料が安く抑えられます。そして運用期間が長くなる分、返戻率のUPにもつながります。

そのため、学資保険は早く加入するほど保険料が安く返戻率も高いと言えます。

しかし、既に子供が成長して3~5歳になり幼稚園や保育園に入園している家庭もあるでしょう。早期加入のタイミングを逃してしまった場合は、保険料払い込み期間を短くしたり、給付回数を減らしたりすることで返戻率を高くできます。

学資保険は0歳で加入するのが一つの理想

学資保険に加入するなら、保険料や返戻率を考えると子供が生まれてすぐ、0歳のときに加入するのが理想的と言えそうです。出生前から加入できる保険もありますが、万が一を考えると出産後のほうがよいでしょう。

また、出産後は育児に追われる毎日で、じっくりと保険を検討する時間もなかなか取れなくなります。妊娠中から加入する保険を検討し、出産後に加入するのが最もスムーズではないでしょうか。

文・小谷まほ(ライター)
編集・dメニューマネー編集部

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