アパレルやアクセサリー、香水など幅広く展開している、ジバンシィ（GIVENCHY）。元アメリカ合衆国大統領夫人ジャクリーン・ケネディやモナコ公妃グレース・ケリー、女優オードリー・ヘプバーンなど数多くのセレブに愛されたことでも知られています。

世界的ブランド「ジバンシィ」の名前の由来、ご存じでしょうか。

オートクチュール界の異端児と呼ばれた創業者

ジバンシィは1952年フランスで設立されました。ブランド名の由来は創業者のユーベル・ド・ジバンシィの名前です。当時のファッションでは革新的なトップスとボトムを別々に組み合わせられる「セパレーツ」を発表し、オートクチュールの異端児と呼ばれました。

ジバンシィは、女優オードリー・ヘプバーンの映画衣装を数多く手掛けています。映画「ティファニーで朝食を」の中で、ヘプバーンが着ていたブラックのカクテルドレスはあまりにも有名で、現在に至るすべてのリトルブラックドレスの原型と言っても過言ではありません。

LVMHグループ21年上半期はコロナ禍を上回る

ジバンシィは1988年に、LVMHグループのメゾンになりました。LVMHグループ全体の2021年1～6月期の売上高は、前年同期と比べ55.8％の大幅増収でした。また、コロナ禍以前の2019年と比べても、売上高は14.2％上回っています。2020年の12月通期決算では、パンデミックの影響を受け減収となりましたが、その後急激に業績が回復しています。

文/編集・dメニューマネー編集部

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（2022年1月20日公開記事）