「貯蓄から運用へ」という時代の流れの中、今年こそは投資を始めようと決めている人も多いのではないでしょうか。「順張り」と「逆張り」はどちらも投資に関する言葉です。
投資をしていると、言葉は知らなくても自然に行っている可能性もあります。「順張り」と「逆張り」2つの違いが分かりますか?
トレンドに準ずるか、逆らうか
まず、株価が動く流れのことをトレンドと言います。上昇と下降を繰り返しながらも上向きに動くのが上昇トレンド、下向きに動くのが下降トレンドです。
「順張り」はトレンドに合わせて株を売買することです。たくさん買いが入り人気が高まっている銘柄は上昇トレンドにあります。この流れに乗って買いを入れ、人気が落ちて下降トレンドになったら売るのが順張りのやり方です。順張りはトレンドがしばらく続くと予想して行う取引です。一見リスクが少ないようですが、トレンドはどれだけ続くか分かりません。上昇または下降の初期段階を見極めて取引するのがポイントです。
一方「逆張り」は「トレンドに逆らって株の売買をすること」です。相場が悪いときにあえて買い、反発して相場が上昇トレンドになったら売るという方法です。逆張りはトレンドが反転するところを狙う取引です。順張りよりも安く買えますが、反転すると見ていた株価が下がり続けてしまい、大きく損をするリスクがあります。
解答:「順張りと逆張り」の違いとは……
「順張り」はトレンドに従い、「逆張り」はトレンドに逆らって株の売買をすることです。どちらのスタンスが良いというわけではありません。自分に合った方法を探ってみましょう。
文/編集・dメニューマネー編集部
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(2022年1月21日公開記事)