スーパーモデルやハリウッドスターなどが取り入れていると話題の「マクロビ」。正式名は「マクロビオティック(macrobiotics)」です。日本の食文化研究家が提唱した食事療法で、欧米を中心に広まりました。その後、逆輸入されるかたちで、日本でも浸透しています。「マクロビ」の詳しい意味を知っていますか?
「マクロビ」とは、自然と調和を取り、健康的な暮らしを送ること
マクロビは、食文化研究家の桜沢如一氏が提唱した、日本古来の玄米菜食と中国の古代哲学である陰陽論を組み合わせた食事法です。“身土不二”、“一物全体”と呼ばれる独自の考え方があります。
“身土不二”とは、自分が生活している土地の季節に合った旬の食材を食べることで、体のバランスが整うという考え方です。一方、“一物全体”とは、「食材は捨てることなく全て食べる」という意味を持ちます。小魚の骨やしっぽ、野菜の皮や葉、茎なども栄養が含まれるのでマクロビでは丸ごと調理します。
また、“陰陽調和”という、全てのものを「陰」と「陽」に分類する考えもあります。マクロビでは「陰」と「陽」のバランスをとても大切にします。陰に含まれる食べ物は、水分が多く身体の熱を下げるもので、例えば、キュウリやトマトといった夏野菜などが該当します。そして、レンコンやゴボウ、ニンジンなどの冬野菜は、冷えを取り除き身体を温める“陽”に属します。
マクロビでは、旬に合わせて陰陽どちらか極端に傾きすぎず、調和のとれた食べ方が大事だと考えられています。
文/編集・dメニューマネー編集部
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(2022年1月21日公開記事)