創業以来、世界最高峰のダイヤモンド・ジュエリーの代名詞として世界中から高い評価を得ている、ハリーウィンストン(HARRY WINSTON)。
ダイヤモンドそのものの美しさと輝きを最大限に際立たせてくれるデザインは、世界中のセレブから愛されています。ジュエリーブランド「ハリーウィンストン」の名前の由来、ご存じでしょうか。
キング・オブ・ダイヤモンドと称された創業者
ハリーウィンストンは1932年ニューヨークで設立されました。創業者ハリー・ウィンストンの名前がブランド名の由来です。父親は小さな宝石店を経営しており、ハリーは幼少期からさまざまな宝石に触れて育ちました。12歳の時に質屋に置かれていた緑色のガラスが、実はエメラルドだと見抜き25セントで購入。2日後にハリーによって800ドルで販売されました。
生来の宝石学者であったハリーは、世界で最も希少なダイヤモンドを求めて世界中を旅しました。1947年コスモポリタン誌は、彼の輝かしいキャリアを評して「キング・オブ・ダイヤモンド」と称しました。
観光客減少で、ヨーロッパの売上は大幅減
ハリーウィンストンは、2013年に時計業界最大のスウォッチグループに買収されています。スウォッチグループの2020年12月通期決算では、売上高が前期比32.1%減の55億9500万スイスフランの赤字となりました。半期ベースでみると、1~6月期は前年同期比43.4%減でしたが、7~12月期は前年同期比14.3%減少にとどまりました。
地域別では中国、台湾、韓国などのアジア地域が好調ですが、観光客の減少による影響が大きいヨーロッパは、業績の回復にはまだ時間がかかりそうです。
文/編集・dメニューマネー編集部
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(2022年1月25日公開記事)