冬は暖房の影響で電気代が気になるものですが、いざ電力会社を見直そうとすると選び方がわからないとの声も。ここでは、電力会社を選ぶポイントや主な電力会社を紹介します。
選ぶポイント1 料金プランで選ぶ
「従量電灯プラン」は、契約アンペア数と電気使用量に応じて料金が決まります。多くの電力会社で採用されている最も一般的な料金プランです。
時間帯によって異なる料金単価が設定されているのは「時間帯別プラン」です。主に昼間は高めに設定されていて、深夜や早朝は安く設定されています。共働きなどで昼間は誰も家にいない家庭や夜に電気を多く使う人におすすめです。
その他「オール電化プラン」「ソーラー割プラン」「一人暮らしプラン」などがあるため、生活環境やライフスタイルに応じて料金プランを選ぶようにしましょう。
選ぶポイント2 供給エリアで選ぶ
電力会社が見つかっても、住んでいる地域に電気の供給がなければ使えません。気になる電力会社が見つかった場合、まずは住んでいる地域が供給エリアかどうかを確認しましょう。
なお同じ料金プランでも、供給エリアにより料金が異なるケースもあるため、ウェブサイトで詳細を調べたほうがいいでしょう。
選ぶポイント3 特典・付加サービスで選ぶ
電力会社によっては、ポイントがたまったりギフト券がもらえたりなど、さまざまな付加サービスがあるプランが展開されています。
ポイントの還元率は電力会社によって異なりますが、一般的には200円につき1ポイント程度貯まります。普段利用しているポイントを貯められる電力会社を選べば、よりお得感が増すでしょう。
新しい電力サービス
新電力サービスは多数生まれています。基本料金0円で分かりやすい料金体系を武器にしているのが「Looopでんき」です。「おうちプラン」は電力量料金が一律のシンプルな料金設定になっており、使用量が多い家庭ほど節約効果を実感できます。
「ENEOSでんき」は、一人暮らしからファミリーまで幅広く対応できるプランがあります。ENEOSカードで電気料金を払うとカード割引に加えてガソリンや灯油が割引になるため、車に乗る機会が多い人にも人気です。
「東京ガス」は、東京ガスで電気とガスをまとめると電気代が割引になる「セット割」が好評です。2022年1月現在は、電気代基本料金3ヵ月無料キャンペーンも行っています。
2022年3月からはNTTドコモの「ドコモでんき」も提供が始まります。ドコモユーザーを中心に話題を呼びそうです。
ただ電力会社を切り替える際には注意点もあります。
電力会社切り替えの注意点
電力会社によっては、解約の際に解約金や違約金がかかる場合もあります。
短期間の解約時や更新月以外の解約時など会社によってさまざまなケースがあるため、事前に契約条件を確認することをおすすめします。
ライフスタイルに合わせて電力会社を選ぼう
生活パターンに合った電力会社を選ぶことで、今と同じ電気の使い方をしても、電気代は節約できます。電力会社には多くの料金プランがあるため、各社のウェブサイトで料金シミュレーションするとよいでしょう。
文/編集・dメニューマネー編集部
画像・polkadot / stock.adobe.com
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