「投資を始めたいけど、なかなか始められない」という人は少なくない。投資に限らず、何事も経験したことがないものは怖いものだが、特に「投資」や「資産運用」というものに対して、誤ったイメージを持っている人も多いようだ。
誤解1 「投資はギャンブルである」
「投資=ギャンブル」と考えている人は多いが、両者はまったく違う。
ギャンブルは報酬の総額が決まっており、参加者で報酬を奪い合う。運がよい人だけが儲かる仕組みだ。さらに「親は絶対に儲かる」仕組みになっているのも特徴だ。
一方、投資は投資先の企業や市場が成長すれば、将来的に全員が利益を得られる。もちろん損をする人もいるが、投資はギャンブルと異なり、中長期的にお金を増やす手段として有効といえる。
誤解2 「まとまった資金が要る」
投資は必ずしもまとまった資金──たとえば100万円など──が必要なわけではない。10万円、いや1万円もかからない。それこそ投資信託なら最低100円から購入できる。株式投資でも、ミニ株なら1万円前後から投資できる。
少ない金額でも早くから始めれば将来的に大きな利益につながる。まずは少額から始めてみよう。
誤解3 「知識をつけてから始めるもの」
投資を始めるのに高度な知識が身に着くまで待つ必要はない。むしろ、早くから投資を始めて長い期間行うことでこそ、リスクを抑えられる。
まったく何も知らずに始めるのは危険かもしれないが、商品を選べるだけの最低限の知識があれば、初心者向きの商品で投資を始めてみるとよいだろう。投資信託であればプロが運用してくれるし、AIが商品選びをアドバイスしてくれるロボアドバイザーというサービスもある。
まずは無理のない範囲で始めて、投資しながら知識を高めていこう。
分散投資・長期運用でリスクを抑えながら投資しよう
「投資で損をしたくない」と考える投資未経験者は多いが、まったくリスクのない運用商品などない。預金ですら、物価が上がれば実質的な価値が目減りするリスクがある。
投資のリスクを抑えるためには、複数の資産に分散投資して長期的に運用することが大切だ。投資に対する間違ったイメージを正して、今年こそ投資にチャレンジしてみてはいかがだろうか。
文/編集・dメニューマネー編集部
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(2022年1月26日公開記事)