王侯貴族のために2,000を超えるティアラを製作してきた「ショーメ」(CHAUMET)。上流階級の女性たちのシンボルであるティアラは、女性の美しさを引き立たせるアクセサリーとして愛されてきました。特別注文のティアラ製作には、デッサンから始まり、2~6ヵ月に及ぶ作業が必要だといわれています。
ブライダルリングやジュエリー、時計などを手掛ける高級ジュエラー「ショーメ」の名前の由来を知っていますか?
「ショーメ」の創業者は、ナポレオン皇后専属ジュエラー
1780年、宝石職人マリ=エティエンヌ・ニトは、「ショーメ」の前身となる店をパリに創設しました。卓越した職人技とセンスが認められ、ナポレオンの皇后ジョセフィーヌ御用達ジェラーに任命され、ヨーロッパで最も人気の高いジュエラーとなりました。1812年に息子のフランソワ=ルニョーがヴァンドーム広場にアトリエを移転。その後、4代目ジョゼフ・ショーメが自身の名をとってアトリエを「ショーメ」と名付けました。
「ショーメ」は、自然のモチーフを多く取り入れています。アイコンジュエリーである“ビーマイラブ”は、ハニカム(ミツバチの巣)の繊細で緻密な六角形のフォルムからインスピレーションを受けたといわれています。エジプト時代から“富と繁栄”の象徴であった“黄金のミツバチ”。皇帝ナポレオン1世の勲章にも権力の象徴としてあしらわれた由緒あるモチーフです。
LVMHジャパンは、女性の再就職とキャリアアップを支援
「ショーメ」の親会社LVMHの日本法人は、「ME LVMH JAPANクライアント・アドバイザー・プログラム」を2022年4月にスタートさせます。今回で2回目となり、ルイ・ヴィトンやショーメなど15ブランドが参加しています。参加者はファッションや美容の基礎学習、接客や店舗での就業体験を行い、プログラムを終えるとLVMHブランドで就職の機会が得られます。
文/編集・dメニューマネー編集部
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(2022年1月29日公開記事)