どんな意味?「ボタニカル」──【ビジネス・カタカナ用語】

2022/03/27 19:45

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“ボタニカルシャンプー”や“ボタニカル柄”など日用品から生活雑貨、洋服に至るまで幅広い商品に使われている「ボタニカル」。体に優しく自然なイメージを持ちますが、本来の意味を詳しく知っている人は少ないかもしれません。オーガニックと混同されることも多い「ボタニカル」の詳しい意味を知っていますか? “植物の、植物性、植物学”を

“ボタニカルシャンプー”や“ボタニカル柄”など日用品から生活雑貨、洋服に至るまで幅広い商品に使われている「ボタニカル」。体に優しく自然なイメージを持ちますが、本来の意味を詳しく知っている人は少ないかもしれません。オーガニックと混同されることも多い「ボタニカル」の詳しい意味を知っていますか?

“植物の、植物性、植物学”を意味する英語の“Botanical”が語源

「ボタニカル」は、植物から作られた製品、植物に関係したモチーフなどに対して幅広く使われている言葉です。「ボタニカル製品」は、植物由来の成分が含まれているため、体に優しいという特徴やイメージがありますが、有機栽培や無農薬、天然などのような意味は含まれません。

植物由来の成分が含まれていれば「ボタニカル」と表示することが可能で、含有量などの基準は明確に決められていません。そのため、オーガニックに比べお手頃で手に取りやすい価格帯が多く、幅広いジャンルで商品展開がされています。

また「ボタニカル柄」は植物モチーフの図柄を指し、植物を取り入れている暮らしを「ボタニカルライフ」といいます。

オーガニックとの違いは?

農薬や化学肥料を使わないで栽培し、収穫された農作物、または添加物を使わない加工食品を「オーガニック」といいます。自然に負荷をかけず、食物連鎖の基盤である水や土壌、微生物などの生存環境を守ることが目的とされています。

オーガニック製品は化学肥料などを使わない分、作業工程が増えたり手間が掛かったりするので、人件費などのコストが上乗せされ高価になる場合が多いです。そして各認証機関が“一定の基準を満たしている”と認めた場合に限り、「オーガニック」と表示することができます。

文/編集・dメニューマネー編集部

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(2022年1月30日公開記事)