ぜんまいをくるくると回すと自動的に音楽を演奏する「オルゴール」。楽器の一種ですが他の楽器と違い、演奏できる曲や時間が決まっています。優しい音色には癒し効果があるともいわれている「オルゴール」ですが、実は漢字で書けるのです。
一体どんな漢字で書くのでしょうか。
ヨーロッパの時計塔からうまれたオルゴール
オルゴールは漢字で「自鳴琴」と書きます。オルゴールの語源は、オランダ語でオルガンを意味する「オルヘル」という言葉からです。オルヘルから転じて「オルゴル」とよばれるようになりました。欧米では「music box」または「musical box」とよばれており、オルゴールは日本独自の呼び方です。
大きな時計塔の中にある「カリヨン」が原型といわれています。カリヨンは、大小の鐘を機械仕掛けで鳴らし、街に時間を知らせていたものです 。ゼンマイの発明や時計の小型化により、カリヨンは改良され現在のオルゴールの形になりました。時計の時報装置としての役割を果たしていましたが、音楽を自由に聴きたいという夢や願いによって、オルゴールは誕生したのです。
北海道小樽市にある「小樽オルゴール堂本館」は、国内最大級のオルゴール専門店です。大正時代に建てられた歴史的建造物を当時のまま活かして店舗として利用しています。店内には約5,000種類・80,000点ものオルゴールがあり、お土産やプレゼントとして人気です。
文/編集・dメニューマネー編集部
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(2022年2月2日公開記事)