寒い時期、お風呂を沸かしても時間が経つと冷めてきてしまいます。家族が多い場合は必須ともいえる自動保温や追い炊きの機能ですが、どちらのほうが光熱費を抑えられるのでしょうか。ガス代や電気代がかさみがちな冬、少しの工夫で節約できるかもしれません。
「どのくらい時間が空くか」で決める
結論から言うと、「次に入るまでにどのくらい時間が空くか」で判断します。1時間以内なら自動保温、それ以上空くなら入るタイミングで追い炊きをするのが良いと言われています。
短時間であれば、お湯が冷めてしまう前に沸かしなおすほうが効率的なので自動保温にします。しかし長時間の場合ずっと温め続けておくのはもったいないので、必要なときに追い炊きするのが良いでしょう。
例えば、お母さんと子供が続けてお風呂に入る場合は1時間も空かないので自動保温にして、入り終わったら自動保温は切っておきます。そして夜遅くにお父さんが帰ってきたら、改めて追い炊きをするというやり方です。
お風呂を冷めにくくするコツ4選
お風呂が冷めないようにするには、いかに「お風呂の熱を外に逃がさないようにするか」がポイントです。
コツ1 蓋をする
「お手入れが大変だからお風呂の蓋は使っていない」という人もいるかもしれませんが、冷めにくくするために一番初めに思いつく方法です。賃貸でも付属品として最初から置いてあることが多いので、わざわざ購入しなくても気軽に試せます。
コツ2 お風呂のドア・窓を閉める
ドアや窓を開けっぱなしにしていると、お風呂の熱はどんどん外に逃げてしまいます。意識して閉めるようにしましょう。
コツ3 換気扇を止める
最近の設備は24時間換気ができるシステムも増えているので、常に換気扇が回っているという家庭もあるでしょう。ありがたい機能ではあるのですが、お風呂に入る間だけ換気扇を止めることでお風呂の温度が下がりにくくなります。
しかしお風呂場は湿った状態が続くとカビが生えやすい場所でもあるので、お風呂に入り終わったらしっかり水気を取り乾燥させるというメリハリが大切です。
コツ4 アルミ保温シートを使う
お風呂の蓋とは別に、アルミ保温シートも市販されています。アルミ製の保温・保冷バックがあるように、アルミという素材は保温性能に優れていますので、ここまでの3つのコツをやってもまだ物足りないという場合には試してみてはいかがでしょうか。
文/編集・dメニューマネー編集部
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