「初任給」が一番安い都道府県はどこ?1位は東京!【ランキング】

2022/04/03 22:00

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初任給の平均額は都道府県によって結構異なる。ちなみに最も高い都道府県は予想しやすいかもしれない。そう、「東京都」だ。では一番安いの都道府県はどこだろうか。ランキング形式で初任給データを紹介していこう。 都道府県別の初任給、一番高いのは東京 参照するのは、厚生労働省が発表している「賃金構造基本統計調査(初任給)」のデータ

初任給の平均額は都道府県によって結構異なる。ちなみに最も高い都道府県は予想しやすいかもしれない。そう、「東京都」だ。では一番安いの都道府県はどこだろうか。ランキング形式で初任給データを紹介していこう。

都道府県別の初任給、一番高いのは東京

参照するのは、厚生労働省が発表している「賃金構造基本統計調査(初任給)」のデータだ。47都道府県の「大学卒」の初任給は以下の通りとなっている。

都道府県別の初任給ランキング

順位

都道府県

初任給

1

東京

22500

2

千葉

211,700

3

神奈川

21800

4

埼玉

21400

5

愛知

21100

5

大阪

21100

7

滋賀

20900

8

宮城

207,000

9

京都

206,600

10

栃木

206,500

11

岡山

206,300

12

広島

206,200

13

三重

206,100

14

静岡

205,800

15

群馬

204,800

16

富山

204,200

17

福岡

203,700

18

奈良

203,500

19

茨城

202,700

20

兵庫

202,600

21

福井

201,900

22

福島

200,700

22

石川

20700

24

香川

20300

25

長野

20万円

26

新潟

199,600

27

岐阜

199,200

28

山梨

199,100

29

北海道

199,000

30

山口

198,300

31

熊本

197,000

32

長崎

195,400

33

徳島

193,700

33

高知

193,700

35

和歌山

193,500

36

岩手

193,200

37

愛媛

193,100

38

島根

192,800

39

山形

192,600

40

鹿児島

191,800

41

佐賀

191,600

42

大分

191,400

43

鳥取

191,200

44

青森

19200

45

秋田

19100

46

宮崎

188,000

47

沖縄

175,000

(出典:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)」)

関東・関西圏の都道府県が上位にずらりと並ぶ。1位は東京都で22万500円、最下位は沖縄県で17万5,000円となっており、その差は4万5,500円だ。

この調査では「高校卒」の初任給も都道府県別で明らかにされており、大学卒と同様、東京都が1位で17万8,100円、沖縄県が最下位で14万5,200円となっている。

産業別の初任給ランキングも確認

参考までに、大学卒の「産業別」の初任給の違いも紹介しよう。1位は「学術研究、専門・技術、サービス業」で22万7,200円、最下位は「複合サービス事業」で184,900円だ。

産業別の初任給ランキング

順位

産業

初任給

1位

学術研究、専門・技術サービス業

22万7,200

2位

鉱業、採石業、砂利採取業

21万9,800

3位

情報通信業

21万8,100

4位

建設業

21万6,700

5位

不動産業、物品賃貸業

21万3,900

6位

卸売業、小売業

21万1,000

7位

教育、学習支援業

20万9,400

8位

生活関連サービス業、娯楽業

20万9,000

9位

金融業、保険業

20万7,300

10位

医療、福祉

20万6,900

11位

製造業

20万6,600

12位

サービス業(他に分類されないもの)

20万5,300

13位

電気・ガス・熱供給・水道業

20万2,200

14位

運輸業、郵便業

20万1,500

15位

宿泊業、飲食サービス業

20万800

16位

複合サービス事業

18万4,900

(出典:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)」)

年々初任給は上がってはいるが……

この記事では都道府県別や産業別の初任給ランキングを紹介してきた。ちなみに日本人の初任給は上がり続けているが、欧米の新卒者の初任給の金額に比べると低めだ。ちなみに、アメリカの大卒平均初任給は約48万5,000円だ。こうした全体的な傾向も知っておきたいところだ。

文・岡本一道(経済ジャーナリスト)
編集・dメニューマネー編集部

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