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2021年、価格が8割アップした腕時計とは?ロレックスは何位?【ランキング】

2022/02/06 21:00

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2021年に最も価格が上がった腕時計は──。世界最大級の高級時計専門マーケットプレイスを展開する「Chrono24」(クロノ24)」が2021年の価格上昇率が高かったモデルランキングTOP5を発表。トップ5にロレックスが3つも入ったものの、1位は「オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク」で、なんと81%もアップしたという。 な

2021年に最も価格が上がった腕時計は──。世界最大級の高級時計専門マーケットプレイスを展開する「Chrono24」(クロノ24)」が2021年の価格上昇率が高かったモデルランキングTOP5を発表。トップ5にロレックスが3つも入ったものの、1位は「オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク」で、なんと81%もアップしたという。

なぜコロナ禍の中でもここまで価格が上がっているのだろうか。

第1位はオーデマ・ピゲ ロイヤルオーク

調査は同社がサイトのデータベースをもとに、2021年1月1日~2021年12月31日の間の価格推移をまとめたもの。

1位となったのはオーデマ・ピゲのロイヤルオーク。8割を超える高騰を見せた理由について、クロノ24は「小売モデル全体をすべて自社のブティックだけに優先的に集中させるように変更」したこと、「スチール製スポーツウォッチの需要が爆発的に増加」したことが背景にあると指摘している。

2021年、価格が8割アップした腕時計とは?ロレックスは何位?
(オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク(画像=Chrono24))

参考として、同社が示しているメーカー希望小売価格は265万円(税抜)だが、Chrono24での平均価格は約933万7,000円から約989万4,000円という(「オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク 15500ST」)。

2位から5位は?

2位はロレックスのデイトナがランクイン。「世界中のロレックス正規販売店が毎日のように購入希望者に断らなければならないほど」の人気で、価格は平均53%上がったという。

メーカー希望小売価格(税抜)が146万3,000円であるのに対し、Chrono24での平均価格は約494万3000円から約539万1000円となっている(ロレックス デイトナ 116500LN」)。

第3位は「ロレックス オイスター パーペチュアル」で、価格は平均46%上昇。第4位もロレックスで「GMTマスターII」が平均31%上昇したという。                                            日本のメーカーで気を吐いたのがセイコー。第5位に「セイコー スピリット」がランクインした。2021年には平均26%上昇している。

セイコー スピリットの中でも、SARBシリーズは時計コレクターの間でカルト的な人気を誇るといい、2018年に廃盤となってからは着実に価格が上昇。過去5年間で約92%価値が高くなったという。

腕時計は「資金の安全な避難先」

コロナ禍でここまで腕時計の価格が上がったのはなぜだろうか。

クロノ24はその理由として、「不安定な時期や市場の混乱にあっても時計の価値は保たれる、あるいは増加すると捉え、関心が高まったこと」を挙げている。

あしもと株式市場では価格の下落が目立つものの、2021年は堅調だったといえる。そうした中で、ダブついた余裕資金が行き先を求め、投資商品としても魅力的な腕時計市場に流れ込んだと考えられそうだ。

文/編集・dメニューマネー編集部

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