日本将棋連盟が発表した「2021年獲得賞金・対局料ベスト10」で、藤井聡太四冠(竜王、王位・叡王・棋聖)は6996万円で3位であることが分かった。前年・2020年は4554万円で4位だったので、1年で2442万円アップしたことになる。 なお1位は8194万円を獲得した渡辺明名人(棋王・王将との三冠)だった。 羽生九段は
日本将棋連盟が発表した「2021年獲得賞金・対局料ベスト10」で、藤井聡太四冠(竜王、王位・叡王・棋聖)は6996万円で3位であることが分かった。前年・2020年は4554万円で4位だったので、1年で2442万円アップしたことになる。
なお1位は8194万円を獲得した渡辺明名人(棋王・王将との三冠)だった。
羽生九段は前年より1ランク上がって5位
賞金ランキングは以下の通りで、連盟によると金額は推定だ。
順位(前年順位) | 氏名と主なタイトル | 賞金額(前年の額) |
---|---|---|
1(2) | 渡辺明名人 | 8194万円(8043万円) |
2(1) | 豊島将之九段 | 8145万円(1億645万円) |
3(4) | 藤井聡太四冠 | 6996万円(4554万円) |
4(3) | 永瀬拓矢王座 | 4821万円(4621万円) |
5(6) | 羽生善治九段 | 3236万円(2491万円) |
6(16) | 斎藤慎太郎八段 | 2567万円(1338万円) |
7(8) | 木村一基九段 | 2245万円(2338万円) |
8(11) | 糸谷哲郎八段 | 1876万円(1502万円) |
9(14) | 稲葉陽八段 | 1703万円(1395万円) |
10(13) | 菅井竜也八段 | 1674万円(1445万円) |
渡辺名人は2017年以来、3回目の首位。女流では西山朋佳女流二冠が1位だったという。
藤井四冠の活躍ぶりが盛んに報じられたが、なぜ首位ではないのだろうか。
関係者によると、棋戦の賞金は就位式の日を基準として振り込まれる。藤井四冠は2021年、賞金額が最高の竜王位を獲得したが、就位式が行われたのは22年1月。賞金ランキングは年末までの額のため、21年のランキングには反映されていないのだという。竜王戦以外は賞金額が非公表だが、22年は1億円を超えると言われている。
過去には羽生善治九段が1995年に1億6000万円以上稼いだとされている。当時よりもタイトル戦が増えていることもあり、これまでのような快進撃が続けば、藤井四冠がこの記録も破るかもしれない。
文/編集・dメニューマネー編集部
【関連記事】
・「厚生年金」を月25万円もらうための3つの方法
・初心者向け!ネット証券オススメランキング(外部サイト)
・「電気・ガス・水道代を節約したい」人がやってはいけないこと
・株主優待をタダ取りする裏ワザとは?(外部サイト)
・ひろゆきが「宝くじを買うこと」を問題視した本当の理由