年明けから値を下げている株式市場。安い今のうちに株を始めるべきか迷っている人もいるだろう。始める絶好のタイミングを見極めるのはプロでも難しいが、投資は長期でやるほどリスクが抑えられる。次の3つのポイントを意識して早めに始めよう。
1 少額で始める
株には100万円などまとまったお金が要ると思われがちだが、安いものなら1万円前後から買える。
1回の金額を少なくして、複数回にわたって買えば、分散投資でリスクも抑えられる。違う値動きをしそうな業種やサービスの会社をいくつか選んで買うとよいだろう。
2 身近な会社の株を選ぶ
どの銘柄を選んだらいいか分からない」なら、身近な会社の株を選ぶのはどうだろうか。たとえば、ふだんスーパーやデパートで買っている商品や、日常的に使っているサービスなどを提供している会社だ。
なじみのある銘柄なら、その会社のニュースや業績などの関連情報にも興味を持ちやすいので、楽しみながら株を学べるだろう。
3 NISAを利用する
NISAなら、株で得た利益に税金がかからない。毎年120万円までの投資で得た利益が最大5年間非課税になるのだ。NISAではない口座で投資した場合、株で得た利益には20%程度の税金がかかるので利用しない手はない。
さらにNISAなら確定申告の必要もないので、手間なく株を始めたい人にも向いている。
ハードルを下げて今こそ始めよう
株を買うなら一番安い時がいいと思うだろうが、底値で買うのはプロでも難しい。ならば早く始めたほうがよい。
今から株をはじめて短期(1ヵ月後や1年後)で利益が出るかは分からないが、「長期でみれば会社は成長して株価も上がる」という考え方が株式投資の基本だからだ。
もちろん株式投資にはリスクもあるが、ポイントを押さえればリスクもハードルも下げられるだろう。今こそ株を始めるために、気になる銘柄を探してみてはいかがだろうが。
文/編集・dメニューマネー編集部
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(2022年2月9日公開記事)