中古マンションの売却を検討している人を対象にした調査で、「自分の家が値上がりしていると確認している・感じている」人が8割以上(81.8%)、「今が売り時だと思う」と考えている人が8割を超えた(83.2%)ことが分かった。
「コロナによる生活の変化で住まいを変える傾向が続きそう」
調査を実施したのは、中古住宅のオンラインマーケット「カウカモ」、売り出し前中古不動産のマッチングプラットフォーム「ウルカモ」を運営している株式会社ツクルバ。
中古マンションの売却に関する意識調査として、2022年1月に、今後1年以内のマンション売却検討している203人、過去5年以内のマンション売却経験した221人を対象に行われた。
売却を希望している人が挙げた理由として最も多かったのは、「コロナで住環境に求めるものが変化」したこと。価格高騰起因を除けば最多の37.9%だった。ツクルバは「2022年もコロナウイルスの流行が続く中、コロナによる生活の変化をきっかけに住まいを変える傾向は今後も続きそう」と分析している。
調査ではまた、8割程度(79.3%)が売却活動自体もコロナの影響を受けると回答。特に「内見回数を減らしたい」「面談はオンラインで済ませたい」という意向が高く見られたという。
若い人ほど売却意向は高め
一都三県でマンションを所有する人5838人に聞いた調査によると、25~29歳の50%以上、30~39歳の20%以上が「5年以内の売却」を検討していることも判明。年代が若いほど売却の意向が高いことが確認できたという。
売却で大変だったことは?
売却を経験した人に対する調査では、およそ8割(77.8%)が「売却活動が大変だった」と回答。大変だった理由の上位3つは、「本当に買い手がいるか分からなかった」「知識がなくは判断軸がなかった」「やることが多く負担だった」という結果に。
一方で、売却活動の中で嬉しかったこと(複数回答、価格面以外)としては、「良い人に購入してもらえた」「購入者が家を気に入ってくれた」「内見の依頼がたくさんきた」という回答が多かったという。
文/編集・dメニューマネー編集部
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(2022年2月10日公開記事)