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大人気の「コロナ保険」は本当に必要か?医療保険で充分かも

2022/04/16 17:00

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新型コロナウイルスの感染者の拡大とともに、感染した時に一時金がもらえるコロナ保険のニーズが高まっています。ネットで簡単に入れる手軽さから加入者が増えていますが、医療保険ではダメなのでしょうか。果たして本当にコロナ保険は必要なのでしょうか? 人気のコロナ保険。販売停止や値上げの商品も 代表的なコロナ保険には、「おまもリー

新型コロナウイルスの感染者の拡大とともに、感染した時に一時金がもらえるコロナ保険のニーズが高まっています。ネットで簡単に入れる手軽さから加入者が増えていますが、医療保険ではダメなのでしょうか。果たして本当にコロナ保険は必要なのでしょうか?

人気のコロナ保険。販売停止や値上げの商品も

代表的なコロナ保険には、「おまもリーフ」(大樹生命)、第一スマートほけん」(第一スマート少額短期保険)、PayPayほけん」(損害保険ジャパン)などがあります。このうちPayPayほけんは2月10日から保険料を値上げしており、保険料が3倍になっています。

商品名保険会社販売状況一時金保険料
おまもリーフ大樹生命保険停止10万円男性 月370円、女性 月340円
第一スマートほけん第一スマート少額短期保険発売中10万円月3,840円(毎月変動。2月28日まで)
PayPayほけん損害保険ジャパン発売中5万円1,500円(3ヵ月分)
(出典:各保険会社の資料)

医療保険で代替できる?

コロナ保険はシンプルな保障でネット完結ができるため、保険料も安いのですが、だからといって「とりあえず入れば安心」という考えでいいのでしょうか。

そもそもコロナ保険は「医療保険」の一種です。医療保険に入っていて、「入院一時金」の保障があれば、コロナ保険は完全に重複しますので、不要と言えるでしょう。

契約に入院一時金がない人は、一時金は受け取れませんが、自宅療養期間は入院給付金の日額が保障されますので、不安になる必要はありません。

自分が入っている保険がコロナに対応するかどうかは、各保険会社のウェブサイトで検索してみましょう。「よくある質問」という項目に回答が記載されていることもあります。それでも分からなければ、保険会社のコールセンターに電話すれば確認できます。

保険は毎月固定費として、支出を伴うものなので、契約を長く継続すると総額は結構大きくなります。一度入ると面倒で解約しにくくなります。入る前に、本当に必要かどうかをよく考えましょう。

文/編集・dメニューマネー編集部

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(2022年2月13日公開記事)