「FIRE」とは、仕事を早期退職するライフスタイルのことです。会社都合などで募集される「早期退職」と「FIRE」では、定年前に退職するという意味では同じですが、現役時代と定年後のマネープランが異なります。

欧米の若者を中心に浸透している「FIRE」ですが、何の略か知っていますか？

FIREは、経済的な自立が前提条件の早期退職

FIREは、Financial Independence, Retire Earlyを略した言葉です。

FIREを実現させるためには、「将来に渡って生活できる一定の財産を会社員時代に蓄える」ことが必須条件となります。試算では、年間支出額の25倍の資産が蓄えとして必要とされ、現役の早い段階から、株や不動産などの投資で資産運用に取り組むことがとても重要です。

一般的な早期退職の場合、退職後は貯蓄や退職金・年金などを切り崩して生活するため貯蓄額が目減りしていきます。一方でFIREは、現役時代に蓄えた資産を株や不動産などに投資し、運用収益で退職後の生計を立てることができます。ただし、資産を切り崩すことなく生活費を賄うには、運用収益は４％必要だと言われています。

文/編集・dメニューマネー編集部

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（2022年2月14日公開記事）