新型コロナウイルス感染症の影響で、リモートワークが広まる中、コロナ禍での働き方調査で、フルリモートを希望する人が全体の13%しかいないことが分かった。コロナによる「テレワークうつ」が問題となっているようだ。
リモートワークの普及とともに「テレワークうつ」が問題に?
調査を実施したのはデジタルマーケティング支援のジーン。調査は昨年12月、20歳から75歳までの社会人1,000人を対象に行われた。
「リモートワークは週何日が適当だと感じるか?」と質問したところ、週1〜2日と答えた人は34.5%、週3〜4日は34%という結果に。「フルリモート希望」と「分からない」と答えた人を除くと、全体の81.6%の人がリモートワークと出社を合わせた“ハイブリッド型”の働き方を希望していることが分かった。
この点についてジーンは「フルリモートワークでの同僚とのコミュニケーション不足や、1日中部屋に閉じこもり一人で働くときに感じる孤独や閉塞が原因」だと分析している。
最近では「テレワークうつ」という言葉が生まれ、リモートワークがメンタルヘルスに影響を与える可能性が高まっている。会社側には、社員の健康維持のため、適度な出社や、対面でコミュニケーションをする機会の確保が求められているのかもしれない。
「飲みニケーションは不要」が4割
同調査では、「必要のない飲みニケーションは?」という質問もされていて、「すべてなくて良い」と答えた人が42.4%と最も多かった。特に20代と30代の割合が高く、中年世代と若者世代との間に大きなギャップがあることがうかがえる。
残業に関する質問に関しては、最も多かった回答は「余暇を重視しているので残業はしたくない」で48.7%。続いて「給料が増えるので残業はしても良い」と答えた人が39%という結果となった。
一方で、「仕事が好き(スキルアップしたい)なので残業したい」と回答した人も4.9%いた。
文/編集・dメニューマネー編集部
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(2022年2月17日公開記事)