人気マッチングアプリで職業検索をすると1万人以上の医師が見つかるといいますが、全国の医師の数は約33万人(厚労省、2018年)。アプリ内にいる医師は、全員が本当の医師なのでしょうか?
「勤務医」「開業医」という肩書きにひかれて実際に会ってみたら、遊びやお金目当ての偽医者だった……なんてことも。偽医者を見抜く質問で、本物の医師を見抜きましょう。
偽医者を見抜く質問1 「医師免許を見てみたいな」
この質問の目的は医師免許を見せてもらうことではありません。医師免許を見せてと頼まれた男性が、財布やパスケースを探したらほぼダウトです。
なぜなら、実際の医師免許証はB4サイズ。一般的な卒業証書くらいの大きさのため、そもそもポケットには入りません。本物の医師なら「大きすぎるから家に置いてある」と答えるはずです。
しかしレアなケースとして、運転免許証サイズのカードが本物の医師資格証であることも。これは日本医師会が発行する医師資格証(医師としての正式な証明書)ですが、取得には申請と費用が必要なため普及率はわずか6%。お目にかかることは少ないでしょう。
偽医者を見抜く質問2 「手袋のサイズは?」
自称外科医・歯科医に聞いてほしいのが、手袋のサイズです。「Lサイズ」や「Mサイズ」などと答えたらちょっと怪しいかもしれません。
手袋のサイズと言えば、S・M・Lといったアルファベット表記が一般的ですが、医療用(手術用・歯科用)の手袋のサイズは「6」「7.5」といった数字表記。数字が大きいほどサイズが大きく、男性医師だと7や7.5の人が多いようです。ちなみに「7.5」は「ナナテンゴ」ではなく「ナナハン」と呼ぶことが多いそう。
ただ医療用手袋であっても、検査用・検診用手袋などアルファベットでサイズ表記をするタイプもあります。
婚活女性を狙う偽医者にご注意を!
医師は、今も昔も婚活市場で人気の職業の一つ。最近はコロナ禍で出会いの場が少ないため、アプリでの出会いに本腰を入れる人も増えていますが、偽物の医師にだまされないよう気をつけましょう。
文・大石春香(ライター)
編集・dメニューマネー編集部
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(2022年2月19日公開記事)