資産運用しながらポイントが貯まる、ダブルで嬉しいクレカ決済での投信積み立て。楽天証券が還元率を引き下げたところ、SBI証券が乗り換えキャンペーンを実施、新たにマネックス証券が参入して競争が激しくなっている。3社の還元率とポイントの使いやすさを比べてみよう。
SBI証券 三井住友カードでVポイントがたまる 乗り換えキャンペーン中
口座開設数ナンバーワンのSBI証券は、三井住友カードでの決済が対象。ポイント還元はカードランクにより異なり、プラチナ2%、ゴールド1%、一般0.5%だ。一般カードでも還元率は楽天より高い。
クレカ決済で貯まるVポイントはそのまま支払いに使えるほか、ギフトカード、マイルや景品に交換できる。取引で貯まるTポイントやpontaポイントでの買付利用は可能だが、積立は対象外。クレカのVポイントでは、投信の買い付けはできない。
また3月末までバズれなし!当社への投信お乗り換えが超おトクキャンペーン」を行なっており、り換えを検討する人も増えるのではないだろうか。
楽天証券 楽天カードで楽天ポイント、還元率引き下げの影響は?
楽天カード決済で買付額の1%という高還元率が魅力的な楽天証券だったが、2022年9月の買付分から、一部の投信が1%から0.2%に改定されることが発表された。楽天ユーザーにとっては悩ましい状況だろう。
しかし楽天はグループで様々なサービスを展開していることもあり、ポイントの交換先や使い道は多く非常に使いやすい。さらにポイントで積立買付ができるのも魅力の一つ。還元率は低くなるものの、ポイント利用の自由度が高いというメリットは大きい。
マネックス証券 マネックスカードでマネックスポイント
マネックス証券は2月25日から、マネックスカードでの決済でマネックスポイントがたまるようになる。還元率は1.1%と、3社の中では還元率が最も高い。
毎月の買付可能額は1,000円以上50,000円以下で1円単位。他2社は100円以上のため、最低額はマネックスが高い。
マネックスポイントは、dポイントやAmazonギフト券などに交換できるほか、国内株式の売買手数料に充当させられる。ただ投資信託の買付はできない。還元率は高く魅力的だがポイントの使い道も確認しておきたいところだ。
文/編集・dメニューマネー編集部
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