なかなか紛らわしい「マイナンバーカード」と「個人番号通知カード」。マイナンバーと個人番号は同じ意味ですし、どちらも免許証サイズのカードです。
マイナンバー制度が開始されたのは2016年1月のこと。すでに6年が経過しましたが普及率については微妙なところです。マイナンバーカードと個人番号通知カード、どう違うか分かりますか?
「マイナンバーカード」の人口に対する交付率は全国で41.8%
「マイナンバーカード」とは住民の申請により交付される、個人番号(マイナンバー)が記載されたプラスチックカードです。
マイナンバーは日本に住民表のあるすべての人に付与され、税・社会保障・災害対策の分野で活用されます。各機関が共通の番号で個人情報をひも付けすることで、分野を横断してすばやく個人を特定できます。
マイナンバーを提出するときは番号確認と本人確認の両方が求められますが、マイナンバーカードを持っていればおもて面が本人確認書類、裏面が番号確認書類として利用できるので、1枚で事足ります。
「個人番号通知カード」とは市町村区から住民票の住所へ送付された、マイナンバーの確認ができる紙のカードです。番号通知カードのおもて面には住所や氏名が記載されていますが顔写真は無く、本人確認には適さない書類です。
番号通知カードの新規発行等の手続きは令和2年5月25日に廃止されており、現在はマイナンバーカードのみ発行できます。マイナンバーカードの交付率は令和4年2月1日時点で41.8%です。都道府県別では宮崎県がもっとも交付率が高く54.6%となっています。
解答:「マイナンバーカードと個人番号通知カード」の違いとは……
マイナンバーカードとは本人確認ができる個人番号カードのことで、個人番号通知カードとは、個人番号の確認のみができるカードです。
文/編集・dメニューマネー編集部
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(2022年2月22日公開記事)