天気予報やニュースでさり気なく出てくる「降雪」や「積雪」。地域によっては交通機関が乱れ、通勤・通学に大きく影響を及ぼしたり、雪崩や吹雪などが発生したりするため、冬の時期も天気予報のチェックは欠かせません。
「降雪」や「積雪」はどちらも雪の量に関する言葉ではありますが、2つの意味は微妙に異なります。どのように違うか分かりますか?
現在の状況を知ることができるのは「積雪」
「降雪」とは雪が降ることで、その量を表すのに「降雪量」という言葉を使います。ニュースでは「24時間の予想降雪量は〇〇cm」などと伝えるように、降雪量は時間とセットの概念です。ある時間内で1時間ごとの雪の増加量を足した合計が「降雪量」です。
1時間ごとの雪の増加量は、積もった雪の深さの差で求めます。雪がとけて差がマイナスになった場合は降雪量を出すときの計算に含めません。18時から翌朝6時までの降雪量が50cmでも6時の時点で50cmそのまま積もっているわけではないのです。
「積雪」とは積もった雪のことで、その深さを表す言葉は「積雪深」です。積雪深とは、ある時点で地面から何センチ雪があるかを指しています。ニュースでは「朝7時の時点で積雪深は〇〇cm」などと伝えています。事前の降雪や減少を含めた結果が「積雪深」なのです。
解答:「降雪と積雪」の違いとは……
降雪とは1時間ごとの雪の増加量を合計したもので、積雪とはある時点での雪の深さのことです。違いを知ることで雪の日にどのような対策をするか計画を立てやすくなります。
文/編集・dメニューマネー編集部
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(2022年2月24日公開記事)