コロナ禍でも密になりにくく安全なスポーツとして人気のゴルフ。2020年にはゴルフを始めた人が60万人もいます。ゴルフを始めようとする人にとって心配なのは費用でしょう。しかし、ゴルフにかかるお金は、工夫次第で安くできます。
最初のゴルフクラブはハーフセットで十分 中古・レンタルも活用を
いきなりすべて、それも高級品で買い揃えると高くつきますので、初心者はゴルフクラブをいきなりフルセットを用意しなくても大丈夫です。
ゴルフクラブは、コースに持っていける本数が最大14本までと決まっていて、14本フルセットのゴルフクラブは5~8万円が目安です。ただし、クラブが7~9本のハーフセットなら2万5000円程度と半分以下に抑えられます。
新品にこだわらず中古クラブという手もあります。ゴルフショップでも中古クラブは取り扱っていますし、上司や先輩から安く譲ってもらうのも良いでしょう。
なお、練習場ではクラブを1本400円程度でレンタルできます。
ボールを安く手に入れる方法
コースで使うボールは自分で持ち込みします。初心者は12球~20球は用意したいところ。ボールは1ダース2000円~7000円ほどしますが、中古のロストボールセットなら100球2000円程度で済みます。
ボールを載せるティーや、グリーン上でボールの位置を記すマーカーはそれぞれ数百円程度です。
ゴルフウェアは襟が付いていればいい
コースに出るときのドレスコードは、襟付きのゴルフウェアというルールがありますが、Yシャツやブラウスの必要はなくポロシャツで十分です。
シューズはゴルフ専用のものがおすすめ。アウトレット品なら4000円程度で手に入ります。
手にマメができるのを防ぐグローブも必要。これは1000円前後です。
練習場代とプレー代は年間約5万円から
ここまでアイテムを見てきましたが、あとは練習場代とホールに払うプレー代がかかります。
ゴルフ練習場の料金は平均2000円前後。早朝割引や打ち放題などのサービスがあるので、色々な練習場をチェックしてみましょう。
練習を積んだらいよいよコースデビュー。立地や難易度によりますが、ゴルフ場の料金は平均1万円前後です。なお、ゴルフ場までの交通費やゴルファー保険代が別途かかります。
練習を月1~2回、オンシーズンの春と秋を中心に年2~4回コースに出ると、年間のゴルフ代は約5~10万円が目安です。
ゴルフができるメリットは信用が得られること 人脈づくりで将来に投資
コロナの感染が広がった2020年時点で、ゴルフ人口は520万人。会社員も多いですが、経営者も少なくありません。
ゴルフのメリットは何と言っても、ゴルフをやっていなければ知り合えない人ともつながる可能性があることです。コースでは、上司や取引先の人と一日一緒に過ごすことになり、自然と相手との距離が縮まるので、仕事の枠を超えた信用が得られます。
仕事でゴルフをする場合は経費にできるので、自己負担は道具代と練習代だけで済みます。コロナ禍の人脈づくりに最適なゴルフ、暖かくなったら始めてみてはいかがでしょうか。
文/編集・dメニューマネー編集部
【関連記事】
・4月に変更!「年金を多く受け取る」ために知りたい3つのこと
・初心者向け!ネット証券オススメランキング(外部サイト)
・エスパー伊東さん「老人ホーム」に 入居費用は年金で足りる?
・株主優待をタダ取りする裏ワザとは?(外部サイト)
・ ガソリン代170円突破!節約のための2つのコツ
(2022年2月25日公開記事)