終活に関する意識調査を実施したところ、自分の死後、メッセージアプリやSNSの投稿を「すべて削除したい」と答えた人が全体の約7割に上った。
TwitterとTikTokの投稿を消したい人が7割半ば
調査は、楽天インサイトに登録しているモニター(約220万人)の中から、全国の20〜69歳の男女1,000人を対象に1月実施された。
投稿を「すべて削除したい」では、Twitterの投稿(76.4%)と、TikTokの投稿(76.7%)が7割半ばで、LINEなどのメッセージアプリの投稿(メッセージ・タイムラインなど)(68.2%)やInstagramの投稿(67.5%)と比べて8ポイント以上高かった。
また、LINEなどのメッセージアプリの投稿(メッセージ・タイムラインなど)は、一部は削除して必要なものは遺したいと答えた人が25.4%という結果となった。
全体の7割が終活について考えている
さらに今回の調査にて、「終活」の実施意向を聞いたところ実施しているが4.0%、近いうちに始める予定が7.0%、予定はないが、時期が来たら始めたいが58.6%という形に。全体の約7割が終活について考えていることが判明した。
性別、年代別でみると、男女ともに年代が上がるにつれて高くなった。同じ年代の男女間ではどの年代でも女性の方が10ポイント以上高く、特に30代については男女間で25.2ポイントの差が見られた。
また、故人が遺したデジタルデータや、SNSアカウントといったデジタル遺品の認知について聞いたところ、知っているが13.1%、聞いたことはあるがよく知らないが28.7%だった。
性年代別でみると、男性では年代が上がるにつれて、知っているが高く、知っていると答えた人の割合は、女性30代が19.8%と最も高い結果となった。
文/編集・dメニューマネー編集部
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(2022年3月2日公開記事)