本が割引されないのには理由があります。安く済ませたいなら中古本や図書館で借りるという手もありますが、人気の本はなかなか借りられませんし、返却期限がある以上、手元にいつまでも置いておけません。新品の本をお得に買う方法はあるのでしょうか。
本が安売りされない理由
本が安売りされないのは、法律で定められているからです。
雑誌を含む書籍全般には「再販制度(再販売価格維持制度)」が適用されていて、小売書店は出版社が決めた価格で販売をしなければなりません。書店が勝手に「売れ残ったから値下げする」ということができないようになっています。
本が割引されないことは私たち消費者にとってデメリットのようにも思えますが、一方で「価格が安定している」というメリットもあります。この制度のおかげで、全国どこでも同じ価格で本が買えるのです。
本をお得に買う方法4選
法律で定められているのなら、新品の本を安く買うことはできないのでしょうか。大幅な値下げは難しいかもしれませんが、少しでもお得になる方法を選ぶことはできます。
お得に買う方法1──通販サイトでポイントを貯めながら買う
通販サイトでは、本の購入でもポイントが貯まることが多いです。ポイントがたくさんもらえるタイミングを狙ったり、他の商品と同時に購入することでポイントアップしたりしますので、有効に活用しましょう。
お得に買う方法2──金券ショップで図書カードを購入する
昔からある方法ですが、金券ショップで図書カードや図書券を購入するというもの。金券ショップでは額面よりも少し安く売られていますので、その分お得に本が買えます。
お得に買う方法3──電子書籍にする
実は、電子書籍は再販制度の対象外です。紙の本にこだわらないなら電子書籍なら安く手に入れられるかもしれません。
Kindleなどで読める位電子書籍なら、販売サイトがセールを開催することもあります。お目当てのタイトルが割引対象になっている場合はラッキーです。
お得に買う方法4──読み放題サービスを利用する
こちらも電子書籍ですが、読み放題サービスを契約すると対象書籍が何冊でも読めます。読書家の人や、外出が多く荷物を減らしたい人にも魅力的なサービスです。
「本は紙派」という人も、使い分けをすることでお風呂や外出時のちょっとした空き時間にも本が読めるようになり、生活スタイルが変わるかもしれません。いろんな方法を試しながら、お得に読書ライフを楽しみましょう。
文/編集・dメニューマネー編集部
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