若者の間で意識されている「タイパ」。親世代は、初めて耳にする方も多いかもしれません。会話の中で「タイパが良い仕事」や「あの動画はタイパが悪かった」と使われます。
音の響きは「コスパ」と似ていますが、意味は少し異なります。若い世代の価値観である「タイパ」の詳しい意味を知っていますか?
タイパとは時間的なコスパ
「タイパ」とは、タイムパフォーマンスの略語で、「タムパ」ともいわれています。費やした時間に対する成果や満足度の度合いを表す言葉です。
時間をかけて観た動画がつまらなかったときなどに「タイパが悪い(低い)」と言ったり、かけた時間の割に想像以上の成果や満足度が得られた場合は、「タイパが良い(高い)!」と表したりします。
Z世代はコスパよりタイパ重視?
主に1990年中盤以降に生まれたZ世代が「タイパ」を重視する傾向にあるといわれています。Z世代はスマホ世代、SNS世代ともいわれ、情報の受発信に多くの時間を費やします。そのため、限られたスキマ時間をより効率的に使いたいという心理が働いているようです。
「タイパ」を上げるために、映画やドラマを倍速で視聴することもあります。「タイパ」は、限られた時間でリターンを最大化できたかどうかを表す“時間対効果”を指しています。
またよく耳にするコスパは、コストパフォーマンスの略で掛かる費用(コスト)に対して得られる成果や効果(パフォーマンス)の度合いを表す“費用対効果”を指しています。
文/編集・dメニューマネー編集部
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(2022年3月7日公開記事)