韓流ドラマやK-POPを楽しむために韓国語を学ぶ人の割合が高くなっているそうです。こうした中で、K-POPアーティストをキャラに採用、好きなアーティストと韓国語を学べるというオンライン教材が発売されました。そのアーティストは世界的に人気の女性アイドルグループですが、次のうちのどのグループでしょうか？

①　TWICE
②　BLACKPINK
③　aespa

教材の発売会社は実は別の事務所の系列会社

語学学習アプリ・Doolingの調査では、韓国語を学びたいと思っている人のうちの約6割が「韓国語で映画やドラマを観る、韓国語で音楽を聴くため」と回答。約30％以上の人が「韓国アイドル／タレントのSNSを見る、ライブを見る」ためと答えたといいます。

最近では、「愛の不時着」や「梨泰院クラス」といったドラマ、アカデミー賞作品賞を受賞した「パラサイト 半地下の家族」や「ミナリ」といった映画も高く評価されており、韓国文化、韓流コンテンツが注目されています。

その流れの中で、好きなコンテンツをより楽しむために韓国語を学ぶ人が増えても不思議ではありません。

今回、韓国語を学べるオンライン教材のコンテンツに登場することになった女性アーティストはBLACKPINK（YGエンターテインメント）。正解は②です。2016年にデビューした4人組で、最近ではソロ活動でも高く評価されています。2020年にはNetflixでドキュメンタリー映画『BLACKPINK ～ライトアップ・ザ・スカイ～』も公開されました。日本デビューも果たしています。

発表された教材「BLACKPINK IN YOUR KOREAN」はBLACKPINKのファンである主人公Blinkyが世界的なスターBLACKPINKの家に招待され、1日一緒に過ごすストーリー。特徴は、メンバーがオリジナル映像などでよく使用する言葉と表現を分析し、カリキュラムに反映させているところです。

パッケージには教材2冊とポケットブック、ロールプレイキット、ハングルキーボードステッカーなどが含まれているそうです。価格は明らかにされていません。

教材のリリースを発表したのは、BTS（防弾少年団）の所属事務所HYBE（ハイブ）の傘下で教育事業を手掛けるHYBE EDU。同様の言語教材は既に男性グループBTSをテーマにしたものが発売されて人気を集めています。

BLACKPINKはHYBEグループ所属のアーティストではないにもかかわらず、今回教材のキャラクターに選ばれたわけで、人気の高さがうかがえます。

TWICE、aespaとは？

①のTWICE（JYPエンターテインメント）は2015年デビュー、日本人3人などを含む多国籍の9人組アイドルグループです。日本でもデビュー、紅白歌合戦への出場経験もあります。2022年4月には約2年ぶりとなる来日公演が東京ドームで予定されており、4月23、24日の土日公演が予定されていましたが、このほど25日の追加公演も決定。4度目のワールドツアー『TWICE 4TH WORLD TOUR ‘III’』の日本公演は3DAYSになることが明らかになりました。

③のaespa（エスパ、SMエンターテインメント）は2020年デビュー、韓国2、日中各1の4人組です。グループ名は、「Avatar X Experience」を表現した「æ」、「両面」を意味する「aspect」を掛け合わせた造語です。

文/編集・dメニューマネー編集部

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（2022年3月8日公開記事）