「ヘアドネーション」は、大人だけでなく子供たちの間でも行われている寄付活動のひとつです。アメリカで始まり、日本では2009年から活動がスタートしました。柴咲コウや川栄李奈など芸能人も多く参加しています。国籍や性別、年齢も関係なく参加可能な「ヘアドネーション」の詳しい意味を知っていますか?
「ヘアドネーション」はメディカル・ウイッグ用の毛髪の寄付
ヘアドネーションとは、「hair(髪の毛)」と寄付を意味する「donation」からなるカタカナ語で“髪の毛を寄付する”ことを指します。寄付された髪の毛はメディカル・ウイッグ(医療用かつら)として再生され、小児がんや脱毛症、事故などが原因で頭髪に悩みを抱える18歳以下の子どもを対象に無償で寄付されています。
「ヘアドネーション」は米国で始まりました。現地の美容師だった渡辺貴一氏が2009年NPO法人Japan Hair Donation & Charity(ジャーダック)を日本に設立し、ヘアドネーションの取り組みを浸透させました。
メディカル・ウイッグは、1つ作るのに長さ31センチ以上の髪の毛30~50人分が必要です。国内外問わず参加可能で、髪色(カラー、ブリーチ、白髪も可)、髪質(くせ毛、パーマ)の規定を設けていない団体もあります。参加者全体の40%は10代以下で、子どもからの寄付も増えているそうです。
文/編集・dメニューマネー編集部
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(2022年3月11日公開記事)