何の略?「アシックス」──【経済・金融の略語】

2022/05/07 07:00

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日本が世界に誇る総合スポーツ用品メーカー「アシックス(7936)」。2021年東京オリンピックでは国内最上位スポンサーであるゴールドパートナーに任命され、日本選手団公式ウエアを手掛けました。また歴代オリンピアン達の競技用シューズを作り数々のメダル獲得にも貢献してきた「アシックス」(ASICS)ですが、実はある言葉の略称

日本が世界に誇る総合スポーツ用品メーカー「アシックス(7936)」。2021年東京オリンピックでは国内最上位スポンサーであるゴールドパートナーに任命され、日本選手団公式ウエアを手掛けました。また歴代オリンピアン達の競技用シューズを作り数々のメダル獲得にも貢献してきた「アシックス」(ASICS)ですが、実はある言葉の略称です。 一体何の略でしょうか。

「アシックス」は競技用靴メーカー鬼塚株式会社が起源

アシックスの歴史は、1949年に鬼塚喜八郎が鬼塚株式会社を設立したことから始まります。同氏は、青年の育成に貢献したいという思いからスポーツ事業への参入を決意しました。その後、1977年に同社と株式会社ジィティオ、ジェレンク株式会社の3社が合併。株式会社アシックスを設立しました。

アシックス(ASICS)の名前の由来は、鬼塚氏が感銘を受けたローマ時代の作家ユベナリスの言葉“Anima Sana In Corpore Sano(もし神に祈るならば健全な身体に健全な精神があれかしと祈るべきだ)”のラテン語の頭文字からなる略語です。

「アシックス」はオリンピアンを支えるパートナー

東京オリンピックで着用された同社のサンライズレッドのウエアは、選手団の強さを日本の伝統美と技術を用いて表現したといわれています。またシンボルであるアシックスストライプは、1968年メキシコシティオリンピック開催に向けあふれる情熱や闘志とスピード感を4本のラインを交差させることで表したといわれ、今でも受け継がれています。

同社のシューズやユニフォームは、マラソンの高橋尚子選手やレスリングの吉田沙保里選手など多くのオリンピアンが愛用し、数々のメダルを獲得しています。

文/編集・dメニューマネー編集部

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(2022年3月13日公開記事)