商品やサービスを検討するときになくてはならない「カタログ」や「パンフレット」。どちらも同じように使われる言葉ですが、2つの内容は微妙に異なります。

調べたいものがあるときは「カタログ」を使うと便利ですが、目的によっては「パンフレット」をじっくり読みこんだほうがいいこともあります。「カタログとパンフレット」、どう違うか分かりますか？

カタログやパンフレットは、商品の表示方法に注意

「カタログ」とは、一通りの商品を網羅・掲載した印刷物のことです。カタログはどのような商品群があるかを調べるときや、ラインナップの中から1つの商品を絞り込むときに役立ちます。製本された冊子の形状で、ページ数は比較的多いのが特徴です。

「パンフレット」とは、一通りの商品群から1つ、または一部を抜粋・掲載した印刷物のことです。パンフレットは特定の商品を告知するなど、使用目的がはっきりしている場合が多くあります。枚数は少なく仮綴じの形状をしているのが特徴です。

パンフレットでは、カタログに載せきれない内容を詳細に説明することができます。ただ販売に力を注ぐ商品をアピールする場合は「不当表示」にならないよう注意が必要です。

不当表示とは、商品やサービスを実際よりも格段にすばらしいものに見せかける表示を行うことです。不当表示は「不当景品類及び不当表示防止法（景品表示法）」によって禁止されており、違反した場合は消費者庁から措置命令や課徴金の納付命令が出されます。

解答：「カタログとパンフレット」の違いとは……

「カタログ」とは商品の目録として利用できる冊子のことで、「パンフレット」とは一部の商品だけを紹介する冊子のことです。枚数の多いカタログは製作や郵送にコストがかかるため、オンラインカタログも定着しつつあります。

文/編集・dメニューマネー編集部

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（2022年3月15日公開記事）