確定申告の期限前日にe-Taxで障害、間に合わなかったらどうすればいい?

2022/03/15 14:00

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確定申告期限の3月15日のまさに前日である14日、国税庁の電子申告・納税システム「e-Tax」で接続障害が起きました。3月15日は、所得税及び復興特別所得税、贈与税の申告期限。ギリギリに申告しようとしていた人たちは慌てたようで、Twitterでは「e-tax落ちてるん?」「なんかずっと送信できないなーって思ったらサーバ

確定申告期限の3月15日のまさに前日である14日、国税庁の電子申告・納税システム「e-Tax」で接続障害が起きました。3月15日は、所得税及び復興特別所得税、贈与税の申告期限。ギリギリに申告しようとしていた人たちは慌てたようで、Twitterでは「e-tax落ちてるん?」「なんかずっと送信できないなーって思ったらサーバー落ちとるんかい」「申告期限日目前で接続障害は胃に穴が開く人いそう」とツイートが殺到しました。

期限前日に接続障害が発生

国税電子申告・納税システムであるe-Taxにつながりにくくなる障害は、3月14日昼ごろに発生したようで、午後12時20分に国税庁が速報を出しました。

状況は深夜になっても続き、国税庁は数回にわたり、確定申告については時間を空けて行なってもらいたい旨を呼びかけました。なお3月15日午前7時の時点でも、不具合は解消したものの、障害の原因は判明していないようです。

Twitterのトレンドでは「e-tax」「接続障害」といった単語が最高で3位と5位を記録するなど注目を浴びました。

期限を過ぎてしまったら……

昨年は新型コロナウイルスの影響もあって、申告期限が4月15日まで延長されましたが、今年は通常通りの3月15日まで。今年も新型コロナの影響や今回の接続障害で、期限内に申告できない場合はどうしたら良いのでしょうか。

まず確定申告の目的が住宅ローン控除やふるさと納税などの還付申告なら、3月15日まででなくても、5年以内なら手続きできます。

また新型コロナが原因で遅れる場合は、特例で4月15日までの個別延長が可能になったようです。電子申告なら末尾の特記事項欄に、書面であれば右上の空きスペースに「新型コロナウイルスによる申告・納付期限延長申請」と記載するといいます。

今回の接続障害が原因であれば同じく「e-Taxの接続障害による申告・納付期限延長申請」と記載すれば延長に対応するようです。延長申請ができる期間は今のところ明らかになっていません。

なお3月15日に郵送し、通信日付印(消印)が3月 15 日であれば申告書の提出日は3月15日とみなされます。今日投函すれば間に合います。

文/編集・dメニューマネー編集部

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