マクドナルド <2702> のハンバーガーが3月14日から値上げされました。2019年に消費税増税に伴い100円から110円に改定された以来のことで、TwitterなどSNSでは「マクドナルドがまた値上げして泣いている」「てりやきマックバーガー180円が今じゃ350円になっている事に比べたら大した事無い」などのツイートが見られました。
ハンバーガーが130円、チーズバーガー160円に
今回、値上がりしたのはレギュラーメニューの全13品目。値上げ額は品目によりますが、10円から20円です。値上げの原因について同社は「昨今の小麦や牛肉をはじめとする原材料価格の高騰や人件費、物流費の上昇など」としています。
2000年代にはデフレの波もあり「平日限定65円」「ハンバーガー1個80円」といった時代もあったことから、ネットでの衝撃は大きいようです。
セットの価格は据え置き?
ただ、レギュラーメニューは価格改定されましたが、「ハッピーセット」「バリューランチ」や「コンビ」などセットメニューの中には値上げの対象外になっているものもあります。
たとえばチキンクリスプマフィンは140円から160円に値上げされましたが、ドリンクSとチキンクリスプマフィンの「コンビ」で頼むと200円のまま。これには「助かる」という声も。
とはいえ日本のマクドナルドは世界的にみても低価格。ビッグマックは390円ですが、欧米では500円以上するところも少なくありません。
続く値上げ しっかり生活防衛を
ハンバーガーと同じ小麦製品としては東洋水産 <2875> が4月1日から「マルちゃん」ブランドの袋麺を6%から13%値上げ、日清食品 <2897> も6月1日からインスタントの袋麺やカップラーメンの価格を改定すると発表しています。
マクドナルドに関わらず食品や生活に必要な電気やガスなど値上げが予定されているものは数多くあります。いくら「世界で見れば安い」といわれても、消費者としては値上げは残念なもの。賢く買い物を心がけるなど、しっかり対策はしたいところです。
文/編集/写真・dメニューマネー編集部
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(2022年3月16日公開記事)