水族館や動物園で触れ合える「オットセイ」はアシカの仲間です。1年の大部分を海で過ごし、繁殖期になると陸上に上がってきます。水陸両方で生活できる器用な「オットセイ」ですが、実は漢字で書けるのです。 一体どんな漢字で書くのでしょうか。 薬の名前が由来でオットセイと呼ばれるように オットセイは漢字で「膃肭臍」と書きます。オッ
水族館や動物園で触れ合える「オットセイ」はアシカの仲間です。1年の大部分を海で過ごし、繁殖期になると陸上に上がってきます。水陸両方で生活できる器用な「オットセイ」ですが、実は漢字で書けるのです。
一体どんな漢字で書くのでしょうか。
薬の名前が由来でオットセイと呼ばれるように
オットセイは漢字で「膃肭臍」と書きます。オットセイはアイヌ語で「オンネプ」と呼ばれていましたが、中国で「オツドツ」という呼び名に変化しました。オットセイの下腹部の臓器をへそと一緒に取り出した「膃肭臍(オットセイ)」という薬が中国から日本に入ってきたのをきっかけに、そのまま動物の名前として呼ばれるようになりました。
オットセイと同じ鰭脚類(ひれあしるい・ききゃくるい)にアシカ、アザラシが分類されます。一見見た目が似ていますが、特徴は大きく異なります。まずは耳たぶがあるのがアシカ科の仲間、穴が開いているだけなのがアザラシ科の仲間です。オットセイはアシカ科なので、耳たぶが長いのが特徴です。
また、オットセイは細かい毛で密に被われており、この美しい毛皮はかつては宝飾品として珍重され、乱獲されました。個体数が激減した時期もありましたが、1911年法律で保護されたため現在は個体数が回復しています。
文/編集・dメニューマネー編集部
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(2022年3月19日公開記事)