コロナ禍で満員電車などの人混みを避け、自転車に乗る回数が増えたという人が増えています。 東京都など、自転車保険加入を義務化する都道府県が増えていますが、自転車保険加入者は63.1%に過ぎません(損保ジャパンが行った「自転車保険に関するアンケート」)。 昨今では自転車事故による賠償金額が高額となるケースが増加しており、相
コロナ禍で満員電車などの人混みを避け、自転車に乗る回数が増えたという人が増えています。
東京都など、自転車保険加入を義務化する都道府県が増えていますが、自転車保険加入者は63.1%に過ぎません(損保ジャパンが行った「自転車保険に関するアンケート」)。
昨今では自転車事故による賠償金額が高額となるケースが増加しており、相手に重症を負わせたり死亡させたりしてしまった場合は高額な賠償が求められる可能性があります。
自転車事故の被害次第では賠償額が高額になることも
過去の事例をみると、以下のように1億円近い賠償を命じられたケースもあるのです。
9,521万円の賠償金支払いが命じられたケース(2013年判決)
小学生が自転車走行中に歩行中の女性と正面衝突。女性は頭蓋骨骨折などの重傷を負い、意識が戻らない状態となった。
9,330万円の賠償金支払いが命じられたケース(2020年判決)
イヤホンで音楽を聴きながら夜間に無灯火で自転車を運転していた男子高校生が、パトカーの追跡を受け逃走し職務中の警察官と衝突。警察官は頭蓋骨骨折などの重傷を負い死亡した。
自転車保険について「考えたことがない」人も多い
前出の損保ジャパンの調査では、自転車保険未加入者のうち「保険について考えたことがない」人が50.8%だったとのことです。
通勤通学などで自転車を使っている人で、自転車保険に入っていない人は、自分が事故を起こしてしまった場合を考えて検討してはいかがでしょうか。
文/編集・dメニューマネー編集部
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(2022年3月27日公開記事)