メジャーになりつつある男性の「ヒゲ脱毛」。平均費用が約15万円と決して安い金額ではないため、「解約時に返金されるかどうか」は気になるところです。ヒゲ脱毛を始めたけど、脱毛が痛すぎて途中でやめたいとなった場合、残りの契約金は返金されるのでしょうか?
ヒゲ脱毛を中断した場合、残金返金は可能!
ヒゲ脱毛は契約途中でも解約が可能です。しかし契約から何日経っているかによって、返金の金額が変わります。返金方法は以下の2種類です。
契約から8日目以内:クーリングオフで全額返金
契約から9日以上~:中途解約で一部返金
それぞれ詳しく見ていきましょう。
残金の返金方法1 クーリングオフを利用する
契約から8日目以内の解約では「クーリングオフ」制度が使えます。クーリングオフの場合は違約金が発生せず、契約金は全額返金されます。
ただし、都度払いもしくはいつでも解約可能な月額プランや、契約金額が5万円以下の場合は対象外となるので気をつけましょう。
クーリングオフの手続きは書面で行います。必要事項を記したはがきや封書を、特定記録郵便や簡易書留など発送記録が残る方法で郵送します。2週間~2か月以内に返金されることが多いようです。
残金の返金方法2 中途解約する
脱毛の契約から9日以上経過し、コースを消化している途中で解約する場合は「中途解約」となります。契約期間が1か月以上で、契約金額が税込5万円以上の契約に適用されます。
この場合、未施術分の残金は返金されますが、全額戻ってくるわけではありません。
エステ脱毛の場合、施術開始後に解約すると2万円、もしくは契約残額の10%のうち低い方の金額を上限とした「違約金」を支払うよう法律で定められています。
医療脱毛の場合は、5万円もしくは契約残額の20%のうちいずれか低い方の金額を上限とした金額が違約金となります。
つまり、解約時に返金されるのは「未施術分の残金-違約金」の金額です。
中途解約の方法に明確なルールはありませんが、サロンやコールセンターに連絡を入れ、解約の書類を記入・提出する方法が一般的。ほとんどの場合、解約から2か月以内に残金が返金されます。
ヒゲ脱毛は途中で解約すると違約金が発生するケースがあるので、事前にしっかりと調べてから契約しましょう。
文・山田千景(ライター)
編集・dメニューマネー編集部
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(2022年4月3日公開記事)