「セコムしてますか?」のCMでお馴染みの「セコム」。同社は1962年日本初の警備保障会社として創業しました。1964年に開催した東京オリンピックの警備受注を機に大企業へと飛躍したことから、東京2020オリンピック・パラリンピックでは恩返しの意味を込めて、警備に約3,200名を動員しています。警備業界トップの「セコム」ですが、何かの略語です。
一体、「セコム」とは何の略語でしょうか。
「セコム」の前身は「日本警備保障株式会社」
「セコム」とは英語のSecurity Communication(セキュリティ・コミュニケーション)を略した造語で、社名には“人と科学の協力による新しいセキュリティの構築”というコンセプトが込められています。
「セコム」は、1962年に日本で初めて巡回警備や常駐警備といった人的警備サービスを始めました。旧社名にあった「保障」には、“安全保障”と“補償”のふたつの意味を掛け合わせています。また、警備保障という単語は、現在ではセキュリティを表す言葉として一般名称化されていますが、同社の社名が語源の造語です。
1983年セコム株式会社へ社名変更
日本警備保障は、1964年に開催された東京オリンピック選手村の警備を担当し、民間警備業の存在を浸透させました。1966年に日本初の企業向け24時間遠隔監視、オンライン・安全システムを開発。1981年に日本初一般家庭向けのホームセキュリティシステムを開発し、「ホームセキュリティならセコム」というブランディングに成功しました。
文/編集・dメニューマネー編集部
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(2022年4月3日公開記事)