コロナ禍による巣ごもり需要が拡大したこともあってか、DIY(Do It Yourself)はかつてない規模と言われるほどのブームになっています。こうした中で、ホームセンターの市場規模は拡大しています。2020年には初めて4兆円を突破したそうです。大工道具や生活用品だけでなく、観葉植物やペットまで販売しています。売上好調なホームセンター業界の中でも、も売上(2021年)のトップは次のうちどれでしょうか?
① コーナン
② カインズ
③ DCMホールディングス
SPA化や積極的なデジタル投資などで急成長
ホームセンターといえば、思い浮かべる店は人それぞれかもしれません。自宅近くにある店舗、よく使うチェーン店。実家の近くにはあるけど、今住んでいるところにはないお店。いろいろあるでしょう。
2021年のホームセンターの売上高を調べたところ、最も大きかったのは、2019年度に業界トップになった企業でした。
正解は②カインズです。カインズの2021年2月期の売上高は、前年度比10.1%増の4,854億円。SPA(製造小売)化や積極的なデジタル投資など、業界ではいち早く革新的な施策を取り入れ成長しました。店舗数は2021年2月末の時点で225店舗あります。
また、3月30日には、建築の専門家に特化した会員制卸売店「C’z PRO」の3号店「C’z PRO杉並井草店」をオープン。都内への出店は2店舗目となります。
③ のDCMホールディングスは、(DCMカーマ、DCMダイキ、DCMホーマック、DCMサンワ、DCMくろがねや)はカインズに続く売上を記録。9位に持分適用会社ケーヨーが運営するケーヨーデーツーもあわせると、グループ全体の売上高は約5,846億円で業界最大でした。
店舗数は2021年8月末の時点で665店舗あり、店舗数でもカインズを抜いています。
また、DCMは3月から約2年間でグループ店舗の看板・サインなどに使用するロゴマークを順次変更しています。
①のコーナンは業界3番目の売上を記録。2021年2月期の売上高は3,976億円。2021年2月末時点で店舗は481店舗あります。
コーナンは、コロナの影響で閉店した居抜き物件への積極出店を実施、出店費用を抑えて借入金の負担を減らす狙いだといいます。
文/編集・dメニューマネー編集部
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(2022年4月2日公開記事)