クレジットカードの中にはポイントを“二重取り”、“三重取り”できるものがあります。カード自体の還元率が高くなくても、効率よくポイントが貯まってお得です。
二重取りの仕組みは、決済サービスにクレカでチャージしておいて、そこから支払うというものです。
ただし、クレカによるチャージはポイント付与の対象外だったり、還元率が低くなったりすることがあるの、チャージでもお得にポイントが貯まる3つのカードを選んでみました。
「dカード」ポイント三重取りも可能!ドコモ以外の携帯電話もOK
dカードはNTTドコモのスマホ決済サービスd払いを利用することで、ポイントの二重取りができます。ドコモ以外の携帯電話・スマホでも、dアカウントを登録すれば使えます。dアカウントは誰でも作れます。
d払いの支払い設定をdカードにしておくと、決済の際に両方にポイントが付与され二重取りができます。
さらにd払いの決済時にdポイントカードを提示することで、ポイントの三重取りも可能です。
「イオンカードセレクト」オートチャージでWAONポイントがお得に貯まる
イオンカードセレクトは電子マネーWAONをオートチャージするときにもポイントが貯まるため、決済に電子マネーWAONを使うことでポイント二重取りが可能です。(オートチャージは事前設定が必要)
クレジットカード1枚の中に、電子マネーWAONやイオン銀行キャッシュカードの機能も入っているので、複数のカードを持つ必要がなく、管理が簡単というメリットもあります。
「リクルートカード」 高還元率、お得にチャージ
リクルートカードは電子マネーEdyとの併用でポイントの二重取りができます。リクルートカードでEdyにチャージをしてからEdy決済をすると、チャージで付与されるリクルートポイントとEdy利用で付与されるポイントの二重取りができる仕組みです。
リクルートカードは基本のポイント還元率も1.2%と高還元なので、チャージだけでポイントが貯まるのはかなりお得でしょう(ポイント付与されるチャージの上限金額は月間3万円)。
またEdyをおサイフケータイで利用する場合、8種類の中から任意のポイントを選んで貯められますが、このうちドットマネーはリクルートポイントに1:1で交換できるので、ポイントをまとめることも可能です。
注意点は、EdyにチャージできるのはMastercardとVisaのみで、JCBは対象外という点。Edyでポイント二重取りを狙うなら、カード申し込み時の国際ブランド選びに注意しましょう。
今あるクレジットカードより効率よくポイントが貯まりそうなカードがあれば、乗り換えを検討してみてもいいかもしれません。
文・井手本亜希(ライター)
編集・dメニューマネー編集部
【関連記事】
・60歳以上が半数以上!「警備員」の給料はいくら?
・初心者向け!ネット証券オススメランキング(外部サイト)
・4月に変更!「年金を多く受け取る」ために知りたい3つのこと
・SBI証券と楽天証券どちらで開設する?徹底比較(外部サイト)
・定年後の再雇用で年金が増える人、減る人【老後の備え】
(2022年4月3日公開記事)