家庭の食卓に並ぶ中華料理だが、中国人が食べてみると驚きや違和感があるそうだ。また、中国人が日本の電車に乗ったとき、中国のものとあまりにも違っていて衝撃を受けるという。中国人は日本の中華料理や電車のどんなところに驚いてしまうのだろうか?
こんなの中華料理じゃない!中国人が驚いた日本の中華料理
家庭の食卓に登場することも多い中華料理は、日本人にもなじみが深い。しかし、普段食べている中華料理は、調味料や香辛料、食文化により、本場中国の味と異なるものも少なくないようだ。中国人が驚いた、日本の中華料理を見ていこう。
実は食材から違う!回鍋肉
本場中国四川省で食べられている回鍋肉は、ゆで豚のかたまり肉と葉ニンニクを使うのが一般的だ。豚肉のかたまり肉をゆでて薄く切ったものを葉ニンニクと炒め、四川料理らしく豆板醤を使って辛く仕上げる。
それに対して日本で食べられている回鍋肉は、葉ニンニクをキャベツに、ゆで豚のかたまり肉を薄切りの豚肉に、甜面醬多めの甘辛い味つけに変えたもの。手に入りやすい食材となじみやすい味わいが、日本で定着した理由のようだ。
中国ではおかずではなく主食!餃子
日本ではごはんのおかずとして食べることの多い餃子だが、本場中国での餃子は主食で、餃子をおかずにしてごはんを食べることはない。また、焼き餃子が一般的な日本に対して、中国では水餃子や蒸餃子が一般的だ。
薄い皮にさまざまなバリエーションの餡を楽しむ日本に対して、中国の餃子の主役は、具ではなくてモチモチとした厚い皮。盛りつけにおいても、皮と皮をくっつけた部分が上に向ける中国に対し、日本では焼き目を上にして盛りつけるのが主流で、羽根つき餃子に驚く中国人も多いようだ。
何なのこの電車は…中国人が驚いた!日本の鉄道の特徴
普段当たり前に利用している電車。しかし日本では当たり前のことでも、外国の方からみると「何だこれは!」と驚かれることも多い。日本人にとって当たり前の電車だが、中国人はどんな部分に驚いてしまうのか?
時間に正確すぎる?
国内でも、ときおり荒天や人身事故、送電トラブルなどで電車の運行に1時間前後の遅れが発生することがある。
電車を利用する人達からするとため息もののトラブルだが、海外の場合は何ひとつ問題がなくても、電車が1時間遅れるのは珍しくない。
日本のように待ち時間がほぼない状態で電車を乗り換えたり、サスペンスにある犯罪トリックに電車のダイヤを使ったりするのはかなり難しいことだ。
清掃スタッフの神業
電車は折り返し運転されることも多くある。乗客が降りたあとの掃除の素早さも日本ならではの神業。公共の乗り物にゴミが落ちていない点も日本が誇れる部分だ。
新幹線の清掃の場合、約20名の清掃員が客室はもちろんトイレ、洗面台まで10分ほどできれいに掃除してしまうのは圧巻だ。
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何なのこの電車は…中国人が驚いた!日本の鉄道の特徴3選
文/編集・dメニューマネー編集部
(2022年5月15日公開記事)
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