クレジットカードの支払方法として選択できる「リボ払い」や「分割払い」。どちらも複数回に分けて支払う点は同じですが、2つの内容は少々異なります。
リボ払いは怖いというイメージが定着していますが、違いを気にせず利用している人も多いという「リボ払いと分割払い」、どのように違うか説明できますか?
リボ払いは毎月の支払額を高く、分割払いは回数を少なくすると手数料を節約できる
「リボ払い」とは、「毎月の支払額」をほぼ一定にする返済方法です。支払額には手数料も含まれます。リボ払いの手数料は、毎月返済後に「支払が残っている金額」に対して発生します。
リボ払いは返済金額が一定なので、明細など確認しないかもしれません。しかしリボ払いで次々買い物をすると気が付けば支払残高が増え、返済期間が延びていることがあります。繰り上げ返済などで残高を減らせば、手数料の節約と返済期間の短縮につながります。
一方、「分割払い」とは、クレジットカードを利用する件数ごとに「支払回数」を決定する返済方法です。分割払いの手数料は、「利用額(カードで買った品物の代金)」に対して発生します。
リボ払いとは異なり、返済期間が明確なのが分割払いのメリットです。手数料は2回払いなら無料のケースが多いですが、支払回数が増えるほど金利は高くなります。
解答:「リボ払いと分割払い」の違いとは……
「リボ払い」とは、毎月一定の額を指定して返済する方式で、「分割払い」とは、利用明細ごとに返済回数を指定する方式です。分割回数の上限はカード会社によって異なり、24回払い、36回払いなどがあります。
文/編集・dメニューマネー編集部
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