世界的に健康や環境への関心の高まりから「プラントベース」という考え方が注目されています。スーパーでは、大手食品メーカーの商品が集まった「プラントベースフード」コーナーが設置されることもあり、興味をもった人もいるかもしれません。
そして、スターバックスコーヒージャパンでは、2022年6月より「プラントベースフード」の販売が始まり、多くの話題を集めています。
「プラントベース」は、社会問題の解決策の一つですが、詳しい意味を知っていますか?
「プラントベース」は世界的な社会問題の改善策の一つ
「プラントベース」は、植物由来のものを取り入れるという考え方です。食に関連する言葉として使われることが多く、原材料が100%、もしくは殆どが植物性由来の食品を「プラントベースフード」といいます。
「プラントベース」が、世界的に注目されている理由は、地球温暖化や海洋ゴミなどの環境問題への関心の高まりや食料不足への懸念、健康志向の向上などが挙げられます。
近年スーパーやコンビニでは、大豆や小麦などの植物から作られた肉・魚・卵・ミルク・チーズなどの「プラントベースフード」を見かけるようになりました。植物を育てる際に排出されるCO2や水の使用量は、家畜の飼育の使用量よりも少ないため、地球温暖化や森林破壊の防止につながるといわれています。
また、世界的な人口増による食糧不足が進めば、タンパク質が特に不足する可能性があります。動物性タンパク質を「プラントベースフード」にシフトすることで、世界的なタンパク質不足を避けられるかもしれません。
スタバが「プラントベースフード」メニューを拡充
6月1日からスターバックスコーヒージャパンは、「プラントベースフード」メニューを拡充しています。大豆ミートで作ったソイパティやボロネーゼソース、アーモンドミルクを入れたケーキ、プラントベースチーズ(乳不使用)を使ったメニューなど5商品を展開しています。
文/編集・dメニューマネー編集部
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