定年を迎えても、まだまだ働きたい人は多いはず。60代が新たに始められる仕事には、どのようなものがあるのでしょうか。
住み込み管理人
寮やマンションに住み込み、主に設備の点検と管理・清掃を行う仕事。場合によっては入居者の食事の準備が加わることもあります。
住み込みのため家賃や光熱費が無償のケースが多く、月給も30万円を超える求人が豊富です。中高年で始める人が多く、夫婦で働ける職場が多いのも魅力でしょう。
介護ドライバー
デイサービスや老人ホームなどに利用者を送迎し、場合によっては乗車の介助も行います。ニーズが多く、年齢を問わず採用されやすいのが特徴です。
高齢者を安全に送り届ける運転スキルと、時間通りに送迎を行う時間管理能力が問われます。給与はアルバイトなら時給1,000〜1,500円、正社員で20万円前後です。
運転が好きな人にはぴったりの仕事かもしれません。
警備員
特別なスキルがなくても採用されやすく、単発や短期でも働きやすいのが特徴です。道路や駐車場での交通誘導、オフィスビルでの施設警備などが選択肢。
給与は正社員であれば月20万円前後、バイトなら時給1,000円前後です。立ちっぱなしで働くため、体力的にはキツイでしょう。しかし、気楽さは魅力的です。
清掃スタッフ
こちらもスキルや経歴を問わず、採用されやすいのが特徴。駅や商業施設、ホテル、オフィスビルでの勤務が一般的です。
黙々と働けるので、人との会話やコミュニケーションが苦手でも働きやすい仕事でしょう。しかし、体力的には意外と負担が大きいので要注意。
アルバイトの時給は1,000円前後です。早朝や深夜シフトであれば、もう少し高くなることもあります。正社員の場合、月給は20万円前後です。
業種によっては60代でもまだまだ需要あり
60代から現役世代に交じって新たな仕事を探すのは大変です。しかし、業種によってはまだまだ需要があります。
ここで挙げた仕事以外にも、タクシー運転手・家事代行・接客などは中高年でも若者と同じように活躍できる仕事です。
人生100年時代、定年後も自分に合った仕事を見つけて元気に働きましょう。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2022年6月5日公開記事)
【関連記事】
・6月に届く「年金振込通知書」 捨てちゃいけない3つの場合
・初心者向け!ネット証券オススメランキング(外部)
・新たに10万円!「住民税がかからない世帯」の救済制度
・SBI証券と楽天証券どちらで開設する?(外部)
・加給年金が支給停止になる2つのケース