幸福度が高い人が「経済的ゆとり」より大事にしているものは?【幸福度調査】

2022/08/08 19:05

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他人とコミュニケーションする時間を作っている人のほうが「幸福度」が高い──。そう聞けば誰もが賛成するだろうが、具体的にはどれくらい高いのだろうか。 CCCマーケティングが18~79歳の男女1,500人に聞いたところ、現在の日本人の幸福度の平均値は10点満点で「6.51点」だったが、プライベートで他人とコミュニケーション

他人とコミュニケーションする時間を作っている人のほうが「幸福度」が高い──。そう聞けば誰もが賛成するだろうが、具体的にはどれくらい高いのだろうか。

CCCマーケティングが18~79歳の男女1,500人に聞いたところ、現在の日本人の幸福度の平均値は10点満点で「6.51点」だったが、プライベートで他人とコミュニケーションする時間を作っている人の平均値は「7.46点」と0.95点も高かった。

逆にコミュニケーションの時間を作っていない人の平均値は「6.11点」と全体より0.4点、時間を作っている人より1.35点低かったという。

男性も女性も高齢者のほうが幸福度が高い

調査では、「とても幸せ」を10 点、「全く幸せではない」を0点とした場合、幸せの程度が何点くらいになると思うかを尋ねている。

全体の幸福度の平均値は今回6.51点だったが、2014年の同調査では6.20点だったので、日本人の幸福度がじわりと上昇しているといえる。

点数別では「8点」をつけた人の割合が24.9%と最も高かった。次に7点(18.3%)、5点(13.7%)と続いた。10点満点とした人は6.3%で、逆に0点とした人は2.7%だった。

男女それぞれで年代別の平均を比べると、幸福度の平均が男性で最も高いのは60代以上で6.87点。女性も同じで7.29点という結果だった。

プライベートで他の人とコミュニケーションする時間を作っているかどうかについては、「作っている」と回答をした人は29.6%、「作りたいが作れていない」が28.4%、「作っていない」が30.5%だった。さらには、「作ろうと思わない」が11.5%もいたという。

幸せな人が「経済的なゆとり」よりも大切にしているものは?

幸福度が9〜10点を選んだ人を想像すると、経済的に恵まれたリッチな人たちを思い浮かべる人もいるだろう。実態は分からないが、彼らは「幸せのために必要だと思うもの」について何を選んだのだろうか。

この質問への回答を見ると(複数回答)、最も多かったのは「健康」(70.3%)、2位は「精神的なゆとり」(67.8%)。そして3位に「経済的なゆとり」(66.5%)が入った。続いて4位は「配偶者・パートナー」(61.0%)、5位は「自由な時間」(58.5%)となっている。

文/編集・dメニューマネー編集部

(2022年6月6日公開記事)

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