マイナンバーカードとともに政府が進めている「マイナポータル」。知名度はまだ低いですが、私たちの生活を便利にするためのサービスです。6月30日開始のマイナポイント第2弾では、健康保険証とマイナンバーカードの紐づけによるポイント付与が始まります。
保険や医療にも関係のある「マイナポータル」、詳しい意味を知っていますか?
2017年1月にスタートした政府が運用する国民向けのオンライン窓口
「マイナポータル」とは、行政サービスの検索やオンライン申請、行政からのお知らせを受け取ることができる自分専用のウェブサイトです。
利用できるサービスは、健康や医療、子育てに関するものや、介護、年金、税金など多方面にわたります。例えば、電子申請サービス“子育てワンストップサービス”では、認可保育園への申し込みや児童手当の現況届などの手続きがオンラインでできます。(自治体によって異なる)
2021年3月からは、マイナンバーカードを保険証として使うための利用登録も始めました。 「マイナポータル」を利用することで、調剤薬の情報や特定健診情報を医療機関で共有できたり、医療費控除に使う医療費情報が自動入力できたりします。
最大2万円分のマイナポイント付与を開始
2022年6月30日からマイナンバーカードと健康保険証、公金受取口座の紐づけによる最大2万円分のポイント付与の申請と還元が始まります。今後マイナンバーカードの取得が進めば、「マイナポータル」でのサービスも充実し、申請者の添付書類が省けたり、行政の事務手続きの簡素化が進んだり、生活や業務がさらに効率化されるかもしれません。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2022年6月10日公開記事)
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