サービスや製品を所有する以外の選択肢になる「サブスクリプション」や「月極」。どちらも定額制で運営される仕組みですが、2つの意味は少々異なります。
ビジネスモデルとしてすっかり定着した「サブスク」は、2019年の流行語大賞にもノミネートされていました(同年の大賞は「ONE TEAM))。
「サブスクリプション」と「月極」、2つの違いが分かりますか?
利用権だけを購入する「サブスク」は、モノよりサービスに適している
「サブスクリプション」とは、一定期間内、定額でサービスが利用できる仕組みのことです。動画や音楽の配信サービスといったイメージが強いですが、広く知られるAdobeやOfficeなどのソフトウェアでもサブスクリプションサービスを導入しています。
サプスクリプションは、永年ライセンスのようにサービスを「購入」するのではなく、料金を支払っている間だけ「利用権を得る」ことが特徴です。支払い方法は月単位の場合もあれば年単位のこともあり、サービスによってさまざまです。
一方、「月極(月決め)」とは、1カ月単位で賃貸できるものを指します。駐車場の賃貸に使われることが多い言葉ですが、マンスリーマンションなども同様の仕組みです。
月極契約の対象は、どれか一つの特定のものです。それに対してサブスクリプションは、複数のサービスより自分に合ったものを選び、組み合わせて利用するところに違いがあります。
解答:「サブスクリプションと月極」の違いとは……
「サブスクリプション」とは契約期間内であれば自由に利用できるサービスのことで、「月極」とは特定のものを月単位で借りることです。「月極」は「つきぎめ」と読みます。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2022年6月14日公開記事)
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