「チップスター」「ルヴァンシリーズ」などの菓子を製造販売している「YBC」。以前はヤマザキ・ナビスコと呼ばれていた同社ですが、ナビスコブランドのライセンス契約が満了し、2016年9月から「YBC」へ社名が変わっています。
「YBC」は、サッカーの3大タイトルの一つ“ルヴァンカップ”の冠スポンサーとしても有名ですが、実は何かの略称です。「YBC」とは何の略でしょうか。
社名と共にブランドマークが赤い三角形から楕円へ変更
「YBC」は、YAMAZAKI BISCUITS COMPANYの略語で、1970年に創業したヤマザキビスケット株式会社の略称です。
2016年にナビスコブランドを持つモンデリーズ・インターナショナルとの契約が満了したため、現在はオレオやリッツの販売はしていません。自社ブランドのチップスターやピコラ、ルヴァンシリーズは、ロングセラー商品として販売を続けています。
チップスターは社員が呼んでいた仮称だった
チップスターは、1976年に日本で初めて不揃いではなく成型されたポテトチップスとして発売されました。名前の由来は、社員が『ポテトチップスで人気No.1のスターになるように』という願いを込めて呼んでいた仮称がそのまま商品名になりました。
円筒型のパッケージは発売当初から変わりませんが、フタや底部分をプラスチックや金属製から紙へ変更しています。また紙筒をつぶしやすいように底部分にミシン目を入れるなど、「YBC」は環境や人に優しい取り組みにも力を入れています。
また同社は、スポーツの支援にも積極的でJリーグ主催の3大タイトルの一つ、”ルヴァンカップ“の冠スポンサーになっています。”ルヴァン“は、同社の主力商品であるクラッカーの商品名から来ています。
文/編集・dメニューマネー編集部
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